毎日のメイクで使うパフ。使い続けるばかりではなく、ちゃんと洗えていますか?

パフは直接顔に触れるものなので、定期的に洗って清潔な状態に保つことが大切ですよ。もし、メイクのノリが悪い、肌が荒れやすいと感じているなら、パフの汚れが原因かもしれません。

今回はパフの洗い方をくわしく説明します。洗うタイミングや交換時期の見極め方もあわせて解説するの参考にしてくださいね。

パフは洗うべき?洗わないとどうなるの?

パフ 洗い方

「パフはそもそも洗うべきなの?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、お肌のことを考えると定期的に洗う必要があります

パフには顔の皮脂や汗、コスメの油分などが染み込んで、雑菌やダニが繁殖しやすくなっています。日が経つにつれて雑菌もどんどん増えています。

汚れたパフを使うのは、雑菌を顔にこすりつけているようなもの。お肌によくないのは当然です。パフを洗わずに使い続けていると肌荒れしたりニキビができたりと、肌トラブルの原因になりますよ。

パフの洗い方

中性洗剤

パフの洗い方はむずかしくありません。

家にある食器用洗剤を使えばキレイにできます。次の手順に従って洗いましょう。

用意するもの
必須
洗面器
食器用洗剤
タオル

洗面器にぬるま湯と洗剤を入れる

「ぬるま湯:洗剤=200:1」の割合で混ぜます。洗面器に貼ったお湯なら数滴垂らす程度でOK。

洗浄液のなかで何度かもみ洗いする

指の腹でパフをやさしくもみ洗いする。力を入れすぎると傷みの原因になるので注意。

キレイなお湯で色が出なくなるまですすぐ

お湯を入れ替えて洗剤の泡や色が出なくなるまで押し洗いしてすすぐ。

手で軽く絞り、タオルで挟んで水気を切る

タオルで挟んで水気を吸い取る。吸水性の高いものを使うとラク。

乾燥させる

清潔なタオルの上に起き、風通しのいい日陰で乾かせば完了。

パフが傷むのを防ぎながら汚れを落としたいなら、食器用洗剤ではなく、パフ専用のクリーナーを使用してください。ドラッグストアや100均などで専用クリーナーは購入できます。

パフの汚れが汚れがひどく、上記の方法で落ちにくいときは、洗浄力の高い石鹸を使って洗うのもおすすめです。

パフを洗うときの注意点は?

窓 日光 日差し

パフを長く使い続けるためにも、洗うときは次の点に注意してくださいね。

やさしく洗う

パフをごしごし力を入れて洗うと、傷んで寿命が短くなります。指の腹を使ってやさしく汚れを押し出すように洗いましょう。

乾かすときも、パフを力いっぱいギュッと絞るのではなく、タオルに挟んでポンポンとたたいてパフの水分をタオルに移すイメージで。

洗剤はしっかりとすすぐ

パフに洗剤が残ると肌トラブルの原因になることも。洗浄液で洗ったあとは、キレイなお湯で泡が出なくなるまで念入りにすすいでください。

しっかりと乾かす

仕上げの乾燥が不十分だと、ポーチのなかで雑菌が繁殖してしまいます。洗った意味がなくなってしまうので、しっかりと乾燥させてください。

直射日光に当てない

しっかり乾燥させようと直接日に当てるのはやめましょう。乾きは早くなりますが日光の影響でパフが傷んでしまいます。

パフはどれくらいの頻度で洗えばいい?

パフはできれば毎日洗うのが理想です。

ただ、毎日洗うとパフが傷みやすくなり、寿命が短くなるというデメリットもあるので、3日に1回くらいが妥当でしょう。

お肌のことを考えると最低でも週1回は洗うことをおすすめします。

パフを洗わずに取り替えたほうがいいこともある?

メイク 化粧 コスメ

パフをこまめにお手入れしながら使っていれば長持ちしますが、それでもいつかは寿命がくるもの。使っているうちに劣化していくのは避けられません。

次のような状態になったときはパフの取り替え時期と考えてください。

● 手触りがゴワゴワして硬い
● パフのカスがポロポロと落ちる
● パフの弾力がない

取り替え時期がきたパフを使っていると肌に余計な刺激を与えてしまう上、化粧の仕上がりも悪くなります。無理に使い続けず、新しいものに取り替えましょう。

パフを長持ちさせる正しい扱い方は?

化粧品の収納

パフを長持ちさせるには普段の手入れのほか、使うときにもちょっとしたコツがあります。

パフの使う場所を日ごとに変えると、いつも清潔な面を使いながら、お手入れの回数も減らせるのでおすすめです。

たとえば、

1日目:パフの表の半分を使う
2日目:1日目に使った部分を持ち、もう半分を使う
3日目:パフの裏の半分を使う
4日目:3日目に使った部分を持ち、もう半分を使う

という使い方です。

パフを4つの部分に分けて使うことで、毎日清潔な面を使えます

さらに、パフを数枚準備しておいてローテーションで使えば頻繁に洗わずにすみ、複数枚まとめて洗えるので手間が少なくなります。

どうしても定期的に手入れするのが苦手という人は、使い捨てパフを活用しましょう。お徳用サイズを購入すればコストを抑えられますよ。

パフは正しく洗って清潔に保とう

パフには皮脂や汗などが染み込んでいるので、使ってから日にちが経つごとにどんどん雑菌が増えていきます。

いつも清潔なパフでメイクをするためには、定期的に洗うことを心がけましょう。そして使い続けて劣化してきたときは無理に使い続けず、新しいものに取り替えることも大切です。

いつもキレイなパフを使ってメイクを楽しんでくださいね。