保育園・幼稚園・小学校などで毎日履く上履き。持ち帰る度に、真っ白だったことを忘れるほど汚れが目立ちますよね。
毎週持ち帰らなければならないこともある上履きは、できるだけラクに汚れが落とせる専用洗剤で洗濯するのがおすすめです。
今回は、上履きの汚れにぴったりな洗剤を6点紹介します。
上履きの汚れの原因は?

真っ白だった上履きが黒く汚れる原因は、外側につく「ホコリや砂」汚れと、内側につく「皮脂」汚れです。
それぞれ特徴があるので、まずは汚れの正体を知っておきましょう。
ホコリ、砂、土
室内で使う上履きといっても、主に大人数が活動している教室で過ごすため、ホコリや砂などの汚れが付着します。目に見えないホコリや砂の微粒子が上履きの繊維に入り込んで、少しずつ汚れが蓄積します。
汗に含まれる皮脂
人の足裏は大量の汗をかいて、1日に200cc出るといわれています。ムレて雑菌も繁殖しやすい環境。そして、汗に含まれる皮脂がガンコな汚れをつくります。
上履き用洗剤の種類は?

毎週末、上履きを洗うことは大変ですよね。長期の休みのときだけ持ち帰るとしても、汚れた上履きを洗濯するのは、やる気も時間も必要です。
そんな悩みを解決するために、上履きの洗剤はどのように選ぶとよいのでしょうか。以下を参考にしてくださいね。
時間をかけずに洗える「石けん」「リキッドタイプ」
上履きに直接塗り込んだり、洗剤をかけたりしてブラシで洗う「石けん」「リキッド」タイプ。
汚れが落ちる状態を確認しながら洗えますが、少し力が必要です。
靴の隅々まで汚れを落とす「つけ置きタイプ」
粉状の洗剤を水やぬるま湯に溶かして上履きを一定時間つけ置くタイプは、汚れがひどい場合以外は、ブラシで洗う必要がないため力が必要ないというメリットがあります。
上履き用洗剤(石けんタイプ)
1.『アタック プロEX 石けん』(花王)
泥汚れに強いアタックのプロEX 石けん。固形の青い石けんを汚れに塗り込んで、かき出しブラシで繊維の奥から汚れをかき出します。ガンコな汚れでもブラシでこすれば、すっきりキレイ。泥高分散剤を配合しているので、泥の粒子を凝集させずにスルッと落とします。消臭効果もあるので、汗のニオイも解消できますよ。
・固めの石けんとブラシの一体型で使いやすいです。立てて置けるのもうれしいです。
・ほかの石けんと比較すると、汚れ落ちが数段いいです。
- 税込価格
- 297円
- 容量
- 80g
『ウタマロ石鹸』
上履きなどの頑固汚れのついた洗濯物に、昔から使われていたのが「ウタマロ石鹸」。白さを際立たせる成分が配合されており、上履きだけでなくワイシャツなど白物の服の黒ずみを落とすのにも大活躍。
・普通の石鹸では落ちない汚れが落ちます 。幼稚園の体操服を洗ってます。
・子供の上靴はもっぱらこれです。スプレータイプも大好きですが衣類や靴にはやっぱりこちらが1番です!
- 税込価格
- 106円
- 容量
- 133g
上履き用洗剤(リキッドタイプ)
2.『ウタマロ リキッド』(東邦)
皮脂汚れに強いウタマロリキッド。上履きの生地を傷めず、手肌にもやさしい成分を使っています。ブラシで表面の汚れを落としたあと水でなじませます。汚れに原液をなじませてブラシでこすって洗います。つけ置き洗いも有効で、香りのよさでも人気がありますよ。
・石けんのウタマロより使いやすくて、洗い上がりがやわらかいです。
・ぬるま湯につけ置きしてみたら、きれいに白くなりました。
- 税込価格
- 416円
- 容量
- 400ml
3.『キィウィ ズックリン』(ジョンソン)
ミクロの粒子が、繊維の奥まで入り込んだ泥や皮脂のガンコな汚れに届くズックリン。見た目の白さを増す効果のある、蛍光増白剤配合。泥やホコリをさっと落として、水かぬるま湯で濡らします。直接ズックリンをかけてブラシで洗うだけのシンプルな使い方です。
・青い液体なので洗っている場所がわかりやすく、洗濯後は真っ白になります。
・香りがさわやかで好みです。
- 税込価格
- 320円
- 容量
- 350g
4.『おひさまの洗たく』(エステー)
おひさまの洗たくはスプレータイプの洗剤です。泡状で出てくるので、つま先までしっかり洗剤が届きます。光に当てることで白く仕上がる「光漂白成分」を配合しているので、乾燥中のちょっとした光に反応して上履きを白くします。使う度に漂白効果も上がるすぐれものです。
・使う頻度が高いので、リーズナブルで効果もあるこれには大満足です。
・黒ずみが気になっていたので使ってみると白くなりました。
- 税込価格
- 324円
- 容量
- 240ml
上履き用洗剤(つけ置きタイプ)
5.『つけおき洗い ズックタイム』(ウエキ)
消臭・除菌が同時にできる、つけ置き靴用洗剤。ブラシが届かない汚れにも浸透して酵素が汚れを分解し、酸素が漂白する仕組みです。つけ置きなので手軽で、力を入れてブラシでゴシゴシ洗わなくてもいいのがうれしいですね。上履きが約40回分洗える容量です。
・あきらめていた真っ黒な汚れが、想像以上に白くきれいになりました。
・つけて置くだけだから、めんどくさがりな私でもラクに洗濯できました。
- 税込価格
- 323円
- 容量
- 200g
6.『白さが際立つスニーカーつけおき洗剤』(アイメディア)
プロのクリーニング屋さんも使っている、つけ置き洗い洗剤です。ガンコな汚れ以外はブラシで洗わなくてもいいので、生地を痛めないメリットがあります。液体が上履き全体の汚れに行き届き、白さを復活させます。色付きや柄入りの上履きは色落ちするので注意してくださいね。
・洗濯がラクで、想像以上に汚れが落ちてびっくりしました。
・ゴシゴシ洗うのがつらかったので使ってみました。驚きの洗浄力で洗うのが楽しみにです。
- 税込価格
- 468円
- 容量
- 100g
ちょっとひと手間

上履きの白さを長持ちさせるコツ!

購入したばかりの上履きは真っ白。その白さを保つためのテクニックを2つ紹介します。
● 防水スプレー
防水スプレーはその名の通り、水を弾いて上履きが濡れるのを防ぎます。スプレーをかけた部分は、薄い膜で覆われるので、水以外の細かい砂やホコリからカバーする効果もあるんですよ。上履きに限らず、靴を履き始める前に防水スプレーをかけておくと、汚れと水から靴を守ってくれるので覚えおいてくださいね。
使用する際は、布・テキスタイル使用可能かを必ず確認してくださいね。
● ベビーパウダー
上履きの表面全体にベビーパウダーをポンポンとはたきます。繊維の隙間にベビーパウダーを入れるイメージ。白いパウダーでお化粧して、汚れの入るスペースをあらかじめ埋めておくだけで、汚れるスピードに違いが出ますよ。
上履きの汚れは専用洗剤でラクに洗おう!

どうしても黒くガンコな汚れが付いてしまう上履き。ゴシゴシ洗うのは、時間もかかれば力も必要なのでなるべく避けたいですよね。
上履き特有の汚れに強い洗剤を活用して、ラクに洗ってくださいね。