ベランダや庭の物干し竿などに干すイメージの強い布団。せっかくお布団を干すなら、専用の物干しアイテムを使うともっと効率よく快適に干せますよ。
今回は、室内でも室外でもラクにお布団が干せる、おすすめの布団干しアイテムをご紹介します。
布団干しにはどんな種類がある?
日々お布団を干すのに便利に作られている「布団干し」ですが、さまざまな形やサイズがあり、それぞれに違った特徴があります。
X型タイプ
2本の物干しポールがX字型に組みあわせられているタイプ。折りたたみ可能なものが多く、設置も収納もラクにできるところが特徴です。
干すときにスペースを取らないので、ベランダや室内で便利に使えます。
扇型タイプ
大きな四角い物干しのポールが3〜5本ほどセットになっていて、使うときに開いて扇のような形になるタイプです。
たくさんのお布団を同時に干せたり大判のお布団も干せたりと便利に使えますが、場所を取ってしまうデメリットも。庭などの広い場所で使用するのがおすすめです。
多機能タイプ
布団干しだけでなく、普段のお洗濯物も一緒に干せるタイプです。1つあると室内干しから布団干しまで幅広く使えるため、マンション住まいの人におすすめ。
ただし布団専用の物干しではないので、たくさんのお布団を一度に干すのには向いていません。
布団干しを選ぶポイント
部屋でも外でもラクにお布団が干せる布団干しアイテムは、どのようにして選ぶとよいでしょうか。以下ポイントを参考にしてみてくださいね。
風通しのいい仕様か
お布団をふかふかにするには、布団のなかの湿気をしっかりと逃すのが大切。
2本のポールにお布団を渡らせて干せば、風が通りやすくなり乾きもよくなるため、2本以上ポールがあるものを選ぶとよいでしょう。
布団の重量に耐えられるか
湿気を含んだお布団は意外に重量があり、普段より重たくなっています。
布団干しの説明書きに記載のある「耐荷重」を確認して、干したい布団の重みに耐えられる十分な数値であるかチェックしておきましょう。目安として15〜20kg以上の耐荷重があるものを選べば、シングル布団2セットほどを安心して干せますよ。
使う場所に適した素材であるか
太陽の光や風などで環境が変化しやすい屋外で布団を干したい場合は、アルミやオールステンレスなどの、サビに強く丈夫に使える素材でできた布団干しを選べば、屋外でも長くタフに使えます。
室内でお布団を干したい場合は、持ち運びがラクなよう軽量な素材のものや、折りたためるもの、キャスター付きのものなどがおすすめです。
布団干し(屋外用)のおすすめ商品
1.『オールステンレス 布団干し』(アイリスオーヤマ)
軽くてサビやキズに強い、オールステンレス製の布団干し。布団をかけやすい扇型タイプで、使用しないときはコンパクトに収納できます。太いパイプを使用しているので安定感があり、布団たたきなどをかけられる便利なフック付きです。
・軽いので持ち運びもできて便利です。趣味が布団干しになりました!
・布団を半分にして干せば、簡単に重たい布団も干せました。
- 税込価格
- 5,981円
- サイズ
- 245 × 125cm
- 耐荷重
- 50kg
2.『ふとん干しスタンドタイプ』(アイオリスオーヤマ)
省スペースで布団が干せる、コンパクトなスタンドタイプの布団干しです。角度を固定できるストッパー付きで安定感があります。軽量で持ち運びやすく、たためば厚さは7cmほどなので収納にも困りません。
・一人用の布団を干すときにいいです。しまっておくときも軽いのでラクです。
・広げたときのストッパーがついてるので、倒れずに安定して使えます。
- 税込価格
- 3,054円
- サイズ
- 103 × 111 × 66cm
- 耐荷重
- 5kg
3.『ふとん干し』(アイリスオーヤマ)
お布団を干す枚数にあわせて伸縮できる布団干しです。 角が丸く、ふとんが干しやすいデザインが特徴。ダブルポール仕様なので、干したときに空間ができ通気性も抜群です。枕の平干しにも便利です。
・バスタオル3枚を横並びで干せる長さ。ダブルの敷きパッドも干せるし重宝してます!
・ワイドダブルの布団を2枚(シングルなら4枚)と同時に、洗濯物もたっぷり干せます。
- 税込価格
- 3,828円
- サイズ
- 167〜225 × 90 × 113cm
- 耐荷重
- 20kg
布団干し(室内用)のおすすめ商品
4.『ステンレス 伸縮式多機能布団干し』(エカンズ)
段差違いのポールが使いやすくてうれしい、多機能な布団干しグッズです。幅も高さも伸縮して自由に設定でき、ハンガー掛けやダブルバー仕様など、便利に干せる機能がたくさんあります。効率よく布団干しやお洗濯ができますよ。
・ベランダがせまくて悩みの種でしたが、干す量が倍になったので、とてもラクです。
・テラス囲いの限られた室内なので、干すものによって高さや幅を変えられるので便利。
- 税込価格
- 3,990円
- サイズ
- 121~200 × 79.5 × 94~130cm
- 耐荷重
- 15kg
5.『ふとん干し CX-240』(アイリスオーヤマ)
軽くて持ち運びもラクラクな伸縮タイプの布団干しです。最大4枚の布団が同時に干せます。布団干しとしてだけでなく、普段のお洗濯物干しスペースとしても活躍しますよ。折りたためば幅8cmまで小さくなるので、収納にも困りません。
・軽いし、伸縮してコンパクトに収納できます。伸ばすと布団も4枚干せてとてもいいです。
・分厚いダブル布団とシングルの布団、その敷きパッドまでたくさん干せます。
- 税込価格
- 3,580円
- サイズ
- 143〜240 × 76.5 × 113.2cm
- 耐荷重
- 20kg
6.『組み立ていらずたっぷり物干し』(アイリスオーヤマ)
組み立て不要で、すぐに使いはじめられる物干しスタンド。洗濯物の量によって自由に伸縮でき、最大サイズなら約6人分の洗濯物が干せるので、布団もしっかり干せます。キャスターつきなので洗濯物をかけたままの移動もラクちんです。
・たくさん干せるし簡単に移動できるし、大嫌いだった洗濯がはじめて楽しいと感じました!
・大きさもほどよくて、結構な量の洗濯物も干せるので、とても助かっています!
- 税込価格
- 5,780円
- サイズ
- 153.5〜192.5 × 64〜73 × 111〜172cm
- 耐荷重
- 15kg
布団の正しい干し方ってあるの?ポイントは?
布団干しを買うなら、ぜひこの機会に正しい布団の干し方をマスターしちゃいましょう!
干し方は布団干しにかけるだけでいいですが、気をつけるポイントが4点あります。意外と間違えて覚えていることもあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
干しすぎない
外干し時、太陽が出ている間はずっと干していていいような気もしますが、これはNG。干しすぎは布団への負担が大きくなってしまいます。「午前中だけ」など決めて、早めに切り上げるのが大切です。
両面乾かす
布団は片面だけでなく両面干すのがポイントです。とくに敷布団は汗などによって湿気をため込んでいます。しっかり乾かすためにも、干している途中で裏返すなどするといいですよ。
素材によっては陰干しする
綿の布団は日光に当てても
問題ありませんが、羽毛布団はデリケートなので陰干しをしましょう。これは布団の中身の素材がちがうためです。洗濯表示などを参考にして、日光に当てていいか確認してくださいね。
叩かない
布団を干したら、布団たたきで叩く人も多いですが、実はこれは間違い。かえって布団を傷めてしまうんです。表面についたゴミやホコリを落とすのが目的なので、手で軽く払ったりブラッシングしたりするのがおすすめですよ。
布団干しアイテムを上手に使いこなそう
大きくて重量のあるお布団は、干したり取り込んだりするだけでも意外と体力を使うもの。
専用の布団干しアイテムを活用すれば、日々のお布団干しもグッとラクになりますよ。
いつでもふかふかのお布団でぐっすり眠れるよう、布団干しアイテムを上手に取り入れてみましょう。