襟そでの皮脂汚れや食べこぼしなどのシミは、洗濯機に入れる前のひと手間が大切。液体洗剤や染み抜き洗剤を、直接汚れになじませるのはおなじみの手法ですが、洗濯ブラシを使うとより効果的に汚れ落としができるんです。
そこで今回は、部分洗いに便利なおすすめの洗濯ブラシをご紹介します。
洗濯ブラシとは?襟汚れなどの部分洗いがしやすいの?
「洗濯ブラシ」とはその名の通り、お洗濯をするときに使うブラシのこと。衣類の生地に入りこんだ汚れを、ブラシの毛先でかき出すようにして使います。
ワイシャツの襟や袖の汚れ、くつ下の黒ずみ、食べこぼしのシミなど、普通に洗濯するだけでは落ちない汚れを落としたいときに効果を発揮。
使い古した歯ブラシを染み抜きに活用する方法もありますが、洗濯に特化したブラシを使うことで汚れ落ちに差が出ますよ。
洗濯ブラシのおすすめ8選
1.『フレディレックウォッシュサロン ランドリーブラシ』(フレディレック)
ドイツ生まれのランドリーブランド「フレディレック」のお洗濯ブラシ。石けんのようなコロンとしたサイズ感で、握りやすく使い勝手がいいのが特徴。やさしい木の質感にブランドロゴが映えるおしゃれなデザインもうれしいポイントです。
・適度にやわらかく生地を傷めません。握りやすい大きさと形で、見た目もかわいいです。
・ワイシャツの襟や袖口の汚れを落とすのに最適です。もみ洗いよりもラクに落とせます。
- 税込価格
- 918円
2.『洗濯ブラシ びっくりフレッシュ』(サンコー)
にぎりやすい手のひらサイズの、洗濯ブラシです。スポンジのように見えますが、繊維の断面が特殊な形をしているので、ブラシのように汚れをしっかりかき落とします。ユニフォームなどのガンコ汚れにも最適で、生地を傷める心配がありません。
・手のなじみもよく使いやすいです。石けんを使用するとよく落ちます。
・やさしくこするだけですごく汚れが落ちます。生地も傷めず洗えます。
- 税込価格
- 926円
3.『洗剤が入るえりそで洗いブラシ』(マーナ)
持ち手部分に洗濯洗剤が入るブラシ。上部のボタンを押すと洗剤が出て、そのままこすれば効率よく洗えます。グリップはくびれがあって持ちやすく、片手で握りやすいちょうどいいサイズです。
・ワイシャツの襟の汚れが、それほど力を入れなくても落ちてくれるので便利です。
・洗剤をプッシュするところがやわらかくて、押しやすいです。
- 税込価格
- 862円
4.『楽リーン』(真面目屋)
巾着に固形石けんを入れて使用する洗濯用ブラシ。汚れているところでこすれば、しっかり泡立って落としやすいです。またミトンのようにして使用することもでき、爪が傷ついたり汚れたりするのを防げます。
・石けんのサイズにぴったりで、持ちやすいです。
・周囲に泡が飛び散らず、力を入れずに汚れが落ちてびっくりです。
- 税込価格
- 730円
5.『ダイヤ えりそでブラシ』(ダイヤコーポレーション)
その名の通り、襟そでの汚れやシミなどを落とすのに便利な洗濯ブラシ。毛先の細い特殊な毛を使用しているので、繊維の奥までしなやかに届き、衣類の傷みをおさえながら洗えます。適度な弾力のあるヘッド部と握りやすいグリップもうれしいポイント。
・ブラシがやわらかく、あたりがやさしいのでとても使いやすいです。
・泡立ちがいいので生地も傷めず、ブラシのヘタりもありません。
- 税込価格
- 394円
6.『ローラー式 洗濯ブラシ』(アイセン工業)
程よい硬さのローラー式ブラシで、繊維に入り込んだ汚れをしっかりかき取るユニークな洗濯ブラシ。汚れを直接さわることなく、洗剤を泡立てながらブラッシングできるのが特徴です。ハンドル部分で立てて収納できるのも場所を取らず便利ですよ。
・今まで取れなかった汚れが、おもしろいくらいキレイになりました!
・普通のブラシにくらべてゴシゴシこする労力がいりません。汚れ落ちもいいです。
- 税込価格
- 594円
7.『洗濯用やわらかブラシ 海へ…』(がんこ本舗)
綿主体の素材に、ゴムの微粒子を付着させた洗濯用ブラシ。ゴムの摩擦力や油を吸う力で、シミや食べこぼしなどの汚れを落とします。洗剤も少量でいいので、経済的にもうれしいですね。
・最初に熱いお湯でブラシをなじませてから使うと、簡単にラクに汚れを落とせました。
・布地を傷めず、襟や袖口などの汚れを落とせて、とても便利です。
- 税込価格
- 1,696円
8.『エルメイト スリム洗濯ブラシ』(東和産業)
細かい汚れもピンポイントであてやすい、三角ヘッドの洗濯ブラシ。グリップには滑り止めがついており、にぎりやすくてゴシゴシ洗えます。フック付きで、収納や乾燥に困りませんよ。
・取っ手がついているのでしっかりにぎれて、ブラッシングしやすいです。
・硬めのブラシで、子供服の繊維に入り込んだ泥汚れもキレイに落ちます。
- 税込価格
- 460円
洗濯ブラシのおすすめの使い方は?
洗濯ブラシをより効果的に使える、2種類の洗い方をご紹介します。汚れの種類や衣類の素材ごとに使い分けて洗ってみましょう。
なお、どちらの洗い方も力の入れすぎは厳禁です。衣類を傷めないよう注意しましょう。
● 洗濯ブラシで「こすり洗い」
綿100%、または複数の素材を使った混紡生地など、比較的丈夫な衣類を洗うのに向いています。
使うもの- 必須
- 洗濯ブラシ
- 洗濯用の固形石鹸(ウタマロ石けんなど)
洗う衣類を濡らす
ブラシで洗いたい衣類を適度に湿らせて、平らなところに置く。
汚れを落としたい部分に石けんを塗る
シミや汚れ部分に洗濯用石けんをこすりつけて塗る。洗濯用石けんがなければ、液体洗剤や染み抜き洗剤でも代用可。
ブラシでこする
ブラシを布に対して直角に当てて、サッサッとすばやくこする。
上手に洗うコツ
ブラシは左右に往復して動かすと生地を痛めるので、一方向に動かすようにしてこすりましょう。
また、ブラシの毛を寝かせてしまうとこすり洗いの効果が発揮できないので、力入れすぎず汚れをかき出すような気持ちでこすりましょう。
● 洗濯ブラシで「たたき洗い」
シルクやウールなどのデリケートな生地を洗うとき、またはこすり洗いでも落ちない汚れに向いています。
使うもの- 必須
- 洗濯ブラシ
- 薄めた洗濯洗剤
洗う衣類を平らなところに置く
衣類の下に不要なタオルなどを敷いてもOK。
汚れを落としたい部分に薄めた洗剤を塗る
シミや汚れ部分に薄めた洗濯洗剤を塗る。液体洗剤や染み抜き洗剤でも代用可。
ブラシでたたく
ブラシの先端に力を集中させ、トントンとリズミカルにたたく。
上手に洗うコツ
ブラシは軽く持ち、手首を上下させてたたきましょう。力を入れすぎると布とブラシの両方を傷める恐れがあります。
デリケートな素材には、水に弱いものや、やさしく洗ったつもりでも風合いを損ねてしまうものがあります。大切な衣類は無理に自分で洗わず、クリーニング店にお願いしましょう。
おすすめの洗濯ブラシを活用して部分洗い名人に
洗濯ブラシを使うと、手洗いよりもダイレクトに汚れにアプローチできます。今まで落とせずに困っていた汚れも、洗濯ブラシを使って洗うことでキレイな洗い上がりが期待できます。
洗濯ブラシを上手に活用できると、皮脂汚れや食べこぼしににがっかりすることもなくなります。洗濯ブラシを探すときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。