最近日本のスーパーでも見かけるようになった「ロマネスコ」。まるで作り物のような芸術的な見た目が特徴の、おしゃれな野菜です。見た目のインパクトとは裏腹に、実はクセがあまりなく使いやすいんですよ。

今回はそんなロマネスコの茹で方・食べ方をご紹介します。

ロマネスコの茹で方|どんな野菜?

ロマネスコ 茹で方

ロマネスコはカリフラワーの仲間で、味や食感もカリフラワーによく似ています。基本的にはカリフラワーやブロッコリーと同じような食べ方ができますよ。

ヨーロッパでよく栽培されている野菜で、世界一美しい西洋野菜と言われているそう。美しい可食部分は、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分です。

まだ出荷量は少ないものの、最近では日本でも栽培されるようになりました。旬は11月~2月頃なので、その頃になればスーパーでも見かけるかもしれませんね。

加熱することで甘み成分が増すので、さっと蒸し茹でにするのがおすすめ。ここでは、ロマネスコの簡単な茹で方をご紹介します。

ロマネスコの茹で方|下準備をしよう

①芯と花蕾部分を分ける

葉がある場合は取り除き、芯の部分をくり抜くようにカットします。

②小房に分けてカット

ロマネスコ 茹で方

根本から順に、小房に分けてカットしていきます。真ん中にある大きな房は、縦に4等分ほどに切っておきましょう。小房と大きさを揃えることで、茹でたときに火の通り具合が均一になります。

③芯の可食部分をカット

カットした芯も中の部分は食べられるので、まわりの硬くゴツゴツした部分を切り落とし、小房と同じくらいの大きさにカットします。

④さっと水洗いする

ボウルなどに水を張り、カットしたロマネスコを入れてさっと洗います。小房部分には汚れが入りづらいので、入念に洗わなくても問題ありませんよ。

ロマネスコの茹で方|「蒸し茹で」がおすすめ

ロマネスコ 茹で方 フライパン 蓋 蒸す

ロマネスコは茹ですぎると食感が失われるうえ、水溶性の栄養が水に流れ出てしまうので、「蒸し茹で」にするのがおすすめです。

フライパンと蓋、水、塩があれば簡単に茹でられますよ。たくさんのお湯を沸かす必要がないので時短にもなります。

①フライパンに入れて火にかける

下準備をしたロマネスコをフライパンに入れ、水大さじ3と塩少々を入れ、火にかけます。

②蒸し茹でにする

強火にして蓋をし、約2分間蒸し茹でにします。

③粗熱を取る

2分たったらすぐにザルなどにあげ、粗熱を取ります。重ねておかずに、なるべく隙間を開けて並べると冷めやすいですよ。

ロマネスコを茹でておいしく食べよう!

ロマネスコ 茹で方

茹でたロマネスコは、そのままサラダに入れたり、炒め物にしてもおいしく食べられます。クセがないので、パスタやスープ、シチューなど、様々な料理に合いますよ。

簡単な蒸し茹での方法を覚えて、ぜひ活用してみてくださいね。