天ぷらや鍋物など、いろいろな料理で活躍するしいたけ。
食用きのこの代表的存在です。いろいろな切り方があるので、いざというときに悩むことも。
そこで今回は、しいたけの切り方についてご紹介します。
しいたけは料理によって切り方が変わる?
しいたけには薄切りやそぎ切り、飾り切りなど、いろいろな切り方があります。
見た目や食感、味の染み込みやすさなどが違うので、料理によって切り方を変えられるといいですね。
しいたけは、石づきを取り除けば軸も食べることができます。おいしく食べられるように、傘の部分と合わせて切り方を知っておくと便利ですよ。
しいたけの切り方|料理に合わせて切ってみよう!
ここからはしいたけの軸の切り方と、主な切り方である「薄切り」「そぎ切り」「みじん切り」「花の飾り切り」についてご紹介していきますね。
① 軸の切り方
しいたけの軸は、包丁やハサミでカットして傘から外します。傘に近いところをつまんで、クルッと回すだけでも外れますよ。
軸の先端の硬い部分が石づきなので切り落としましょう。
縦向きに、数ミリずつ薄くスライスすれば薄切りになります。みじん切りにしたいときは、薄切りにしたしいたけの軸を横向きにして細かくきざめばOKです。
② 薄切り
炒め物やスープなど幅広い料理に使える切り方です。
しいたけの傘を端から薄く切っていきます。厚みによって食感が変わるので、料理や好みに合わせて変えてみてくださいね。
③ そぎ切り
しいたけの傘に対して少し斜めに傾けて包丁を入れ、手前に引くように切っていきましょう。
薄切りに少し似ていますが、断面の面積が増えるので、味が染みやすくなります。
煮物や炒め物におすすめです。
④ みじん切り
しいたけの傘をみじん切りにするときは、まず薄切りにします。
薄切りにしたしいたけをずらして重ね、端から細かくきざんでいきましょう。
みじん切りは火が通りやすくなる切り方で、炊き込みご飯の具やスープなどにおすすめ。
⑤ 花の飾り切り
しいたけの中心から数ミリほど右に、包丁を中心に向って斜めにして切り込みを入れます。180°回転させて、同様の切り込みを入れるとV字の溝を作りましょう。
同じ手順でV字の溝をさらに2つ、60°ずつ回転させて入れれば完成です。
煮物や鍋物、天ぷらにピッタリの花の飾り切り。見た目が華やかなだけでなく、切り込みを入れることで火が通りやすくなるというメリットもありますよ。
しいたけの切り方を覚えておいしく食べよう
しいたけにはいろいろな切り方があり、見た目だけでなく食感や味の染みやすさなどが異なります。天ぷらや鍋物、煮物など、料理によって切り方を変えてみてくださいね。