玄関まわりの収納で困ってしまうのが傘ですよね。長くて下駄箱に入らず、かといって傘立てを置くスペースもないし…と困ったことはないでしょうか。雨が降ったときにしか使わないものだからこそ、できるだけスペースを取らずにスッキリ収納したいですよね。
今回はそんな傘の収納アイデアをご紹介します。
傘を収納するポイントは?
傘の収納といえば、多くの人がはじめに「傘立て」を思い浮かべるのではないでしょうか。でも、傘立てを置くスペースがないおうちもありますよね。
傘の収納はいかに「スペースを有効活用する」かがポイント。傘を置く場所を作るのも1つですが、いまあるちょっとした狭いスペースなども収納スペースになりえるので、次からご紹介するアイデアを参考に傘のおさまるスペースを見つけましょう。
傘を収納するときのアイデアは?
傘を収納する方法はさまざま。ただ、大きく分けると2つで、1つはもち手の部分を「かける」収納法、もう1つはそのまま「置く・立てかける」収納法です。
以下のアイデアを参考に「かける」「置く・立てかける」どちらの収納ができるかスペースを確認してみてください。
ドアや下駄箱のトビラの裏を使う
傘立てを置きたくない人、置くスペースがない人は下駄箱や玄関のトビラを活用しましょう。マグネットや吸盤タイプのフックを取り付けて、そこに引っ掛ければOK。
壁との隙間を使う
下駄箱の脇の壁など、すこしでも空いたスペースがあれば傘は収納できます。突っ張り棒を置いて引っ掛けたり、アイアン製のタオルハンガーを壁に取り付けたりすれば、あっという間に引っかける収納スペースに。
壁にかけるスペースを作る
玄関にスペースがないなら、近くの壁を使うのも1つです。100均などで売っているピンがたくさんついたディッシュスタンドを壁に取り付ければ、引っ掛ける収納に早変わり。
傘立てを置く
シンプルに傘立てを置くのも1つ。傘立てを工夫すればコンパクトな収納になります。手のひらサイズのブロックに、穴が開いたコンパクトな傘立てを使えば、場所を取らないうえ、移動もらくらくです。
傘の収納で折りたたみ傘はどうする?
折りたたみ傘は立てかけられないので、収納法もシンプル。壁にかけるスペースをつくったらそこにかけるか、下駄箱のなかに折りたたみ傘専用の収納カゴを用意して入れる方法があります。
また、キッチンの吊り戸棚にひっかけられるハンギングラックなどを使えば、下駄箱内のデットスペースを有効活用できます。
折りたたみ傘は収納方法次第でコンパクトにまとめられるので、おうちの下駄箱の収納スペースにあった方法を選んでくださいね。
傘の収納におすすめのグッズは?
ご紹介したスペースを活かすためのグッズはたくさん販売されています。ここでいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
『マグネット傘立て』(山崎実業)
下駄箱やドアのトビラを有効活用できる傘立てです。マグネットなので、鉄製のトビラにくっつけるだけ。4本まで収納可能で、折りたたみ傘もしまえます。
『傘立て ミニ キューブ 4本挿し』(イデアコ)
10cm四方のキューブに穴が空いたコンパクトサイズの傘立て。重さがあるので倒れにくく、傘の先端をさすだけで、4本まで立てられます。カラーバリエーションも豊富なので、下駄箱にしまっておいてもかわいいですよ。
『傘立て ロック』(山崎実業)
デザイン性を求めるならこの傘立て!個性的なデザインでありながら、色使いがシンプルなので飽きがきません。
『戸棚下収納ラックタワー』(山崎実業)
食器やラップの収納に使えるハンギングラックで折りたたみ傘を収納できます。下駄箱の一段に取り付ければ、底の浅いパンプスなどの余った空中スペースを有効活用できます。
ワンポイント!
傘を収納する前のお手入れ方法は?
収納する部分にばかり目がいってしまいますが、収納する前の傘の手入れも大切。濡れた傘をしっかりと乾かさないと下駄箱内にカビが発生することもあるからです。
使った傘は、ベランダや玄関先などの広いスペースでしっかりと開いて陰干ししましょう。日光に直接当てると色あせの原因になるのでご注意ください。
場所がなければ軽くタオルなどで拭いたあとに浴室内においておく方法もあります。
ちなみに汚れが目立つ場合は、洗濯用中性洗剤を水で薄めてスポンジにつけ、やさしくこすって洗い流したあとに乾燥させてあげましょう。
傘を収納してすっきりした玄関に
場所をとっていた傘がスッキリ収納できたら、いつもより玄関が広く明るく感じられます。家族がスッキリ気分良く過ごせるのはもちろんのこと、来客にとってもよいイメージを持ってもらえますよ。
毎日必ず通る玄関だからこそ、キレイで清潔な環境をキープしたいですね。