おうちの顔とも呼ばれる玄関。キレイな状態を保ちやすくするためにも、ほうきなどの掃除道具は手の届く場所に置いておきたいもの。ただ、掃除道具を玄関に収納すると、生活感が出ちゃいそうで気になりますね。
そこで今回は、玄関にほうきをスッキリ収納する方法をご紹介します。
玄関にほうきを収納するときのポイントは?
収納というと、つい見栄えを重視しがちですが、まずはほうきに向いた収納方法を確認しましょう。
ほうきは毛先を地面につけて収納しておくとその重みでだんだんと毛が広がって形が崩れてしまうので、普段から「毛先を浮かせた収納」にしておくのが向いています。ほうきはゴミをかき集める毛先が一番デリケートなんですよ。毛先が広がってしまうとゴミがうまく回収できないばかりか、寿命も短くなっていいことがありません。
玄関のスペース内でどうやって毛先を浮かせた収納ができるか考えていきましょう。
玄関にほうきを収納するアイデアは?
玄関にほうきを収納するには、毛先を浮かせるためにも「吊るす」のが一番。
100均に売られているフックが1つあれば収納に変えられます。取り付ける場所は以下を参考に選んでみましょう。
使い勝手重視なら「壁」を使う
どのおうちでも簡単に取り入れられるのが、玄関の壁を収納場所にする方法です。
手が届きやすく、目につく場所にほうきを収納できるので、頻繁に掃除をしたいおうちにおすすめです。ピンで刺すタイプのフックを用意し、たたきに立ったときに手を伸ばしやすい場所に取り付けましょう。
ほうきはそれほど重くないので、ピンが細くて跡が残りにくいものを選んでくださいね。
インテリア重視なら「下駄箱の扉裏」を使う
玄関のインテリアにこだわるおうちにおすすめなのが、下駄箱の扉の裏に隠す方法です。
粘着式のフックを用意して、扉裏に貼り付けてほうきを吊るすだけ。下駄箱を閉じてしまえば、ごちゃごちゃせずスッキリした見た目になりますよ。
玄関にほうきを収納するのに便利なグッズがある?
玄関にほうきを収納するときは、100均グッズだけでなく市販のアイテムも活用できます。見栄えがよかったり、跡残りが少なくすんだりするので、検討してみてくださいね。
『はがせるフック』(ニトムズ)
粘着式のフックを壁や扉に使うと、傷や跡を残しそうで抵抗があるという人も多いですね。
そんな悩みを解決できるのが、キレイにはがせる粘着テープ。跡が残らないので、賃貸などでも安心してほうきの収納ができますよ。
『ドア用 レア』(アスベル)
扉裏にひっかけてフック収納をつくれるアイデア商品です。
フックが6つもついているので、ほうきだけでなく、ちりとりやゴミ袋など掃除道具をまとめて収納しておくのもいいですね。もともとはキッチンのシンク下の扉用なので、下駄箱の扉の厚さをよく確認してから選んでくださいね。
玄関のほうき選びから収納は工夫できる
掃除道具は生活感が出てしまうだけに、収納方法でなんとかキレイに見せたいと考えてしまいますね。
でも、ほうきの選び方次第では、飾るような収納ができます。
昔ながらの「シュロボウキ」などの自然素材を使ったアイテムがレトロな印象でおしゃれ。壁際にかけておくとインテリアのアクセントになります。
今のほうきがずっと使って傷んできているようなら、この機会に新調してみるのもいいかもしれませんね。
玄関のほうきをスッキリ収納して、気分もアップ!
玄関は毎日おうちの出入りで使う場所なだけに、砂埃や泥などで汚れやすい場所でもあります。
ほうきが玄関のなかに収納されていると、気になったときにいつでも使いやすくなります。
おうちの顔とも言える玄関をキレイに保てれば、来客があったときも安心できるし、毎日の外出でも気持ちよく出かけられそうですね。