いつものコーディネートをおしゃれに見せてくれる帽子やキャップ。いろいろな種類でそろえたくなる気持ちはあるものの、困ってしまうのがその収納方法ですね。かさばるうえ、収納の仕方が悪いと型崩れを起こしたり…。
そこで今回は帽子やキャップの収納方法について、100均グッズを使ったアイデアやおしゃれに見せるコツなどもご紹介します。
帽子やキャップの収納は「取り出しやすく」
キャップやハットなど帽子にはさまざまな種類がありますが、どれでも収納するときは「取り出しやすさ」を大事にしてください。
サッと取ってかぶれたら、コーディネートをあわせるのがラクになりますね。取り出しにくいと面倒になって、せっかく買った帽子を手に取る機会も遠のきます。
取り出しやすくすることを意識すれば、ギュウギュウにつめこんだり重ねたりして型崩れを起こすこともありませんよ。
帽子やキャップの収納法は?
帽子の収納は、次の2通りあります。
① 吊るす収納
② しまう収納
フックやハンガー、帽子立てにぶら下げるか、引き出しやカゴなどに入れて保管する方法ですね。
それぞれ帽子の素材で収納方法を選ぶことで型崩れなどを防ぐことができますよ。
① 吊るす収納
キャップやハットなど固い素材でできた帽子は無理にしまうと型崩れするので、吊るす収納に向いています。
壁やハンガーラックなどに吊るすのはかさばりそうですが、向きをそろえるなど工夫すればそれほど気になりません。
見やすく取り出しやすい上、見た目にもおしゃれになります。
②しまう収納
たたんだり重ねたりしても大丈夫なやわらかい素材に向いています。コンパクトにしまえるので場所も取りません。
ただし、重ねすぎると見渡しにくく、取り出しにくくなるので、できるだけ余裕をもって収める必要があります。
帽子やキャップをおしゃれに収納するアイデアは?
帽子の収納方法はさまざまです。100均でも買えるアイテムでおしゃれな壁掛けにするなど、アイデアは豊富にあるので、参考にしてくださいね。
ハンガーとS字フックで吊るす
ハンガーとS字フックを併用すると簡単に吊るす収納ができます。ハンガーの底辺にフックをかけ、キャップのバンドをひっかけるだけで、ひとつのハンガーに5〜6個ほどの帽子を収納できます。
厚紙の帽子スタンドにかける
吊るす収納の一種で、厚紙やクリアシートを丸めて帽子スタンドをつくります。帽子の幅に合わせてくるっと丸めてテープなどで止めれば安定したスタンドになります。
同じくらいの大きさの帽子を2〜3つ重ねて収納できます。
壁掛け貼り付けフックを使う
100均でも購入できるシールタイプのフックを壁に取り付ければ、壁掛け収納になります。
ワイヤーネットで簡単壁掛け収納
壁にワイヤーネットをかけ、そこにS字フックを使えば壁掛け収納に。大きめのワイヤーネットを使えば、たくさんの帽子を壁一面に飾って収納できます。
つっぱり棒でデッドスペースに吊るす
クローゼットなどの上の段につっぱり棒を渡し、そこにS字フックをかければ帽子の収納場所になります。
画びょうと麻ひもでできる壁掛け収納
壁に画鋲で麻ひもを張ります。そこに、木製の洗濯ばさみをつけて帽子を吊るすだけで壁掛け収納になります。簡単でかわいいので子供部屋の収納としても使えます。
帽子やキャップの収納に便利なグッズは?
帽子の収納には便利なグッズも市販されています。ひとつあるだけでも収納がぐっとラクになりますよ。
『ジョイント ハンガーリングス』(山崎実業)
ハンガーラックや壁、クローゼットのドア裏でも、場所を選ばず簡単に帽子の収納スペースがつくれます。
『DELSOL デルソル 帽子ツリー』(宮武製作所)
おしゃれな帽子掛けです。置いておくだけでもインテリアになり、帽子をたくさん収納できるのもうれしいところ。
『ラワンベニヤ有孔ボード』(パンチングボード)
壁にかけてフックを付ければワイヤーネットと同じように使える収納アイテムの有孔ボード。ワイヤーネットよりもしっかりしたつくりなので一度取り付けると自由に楽しめます。
帽子やキャップの収納をひと工夫!
帽子は収納に困るからと購入を控えていた人でも、収納の仕方が広がれば新しい帽子で違ったコーディネートが楽しめますね。
帽子は見た目もかわいいので、お部屋に見せる収納をしていてもインテリアになります。自分なりの帽子の収納法を取り入れて、日々のおしゃれをもっと楽しんでくださいね。