ピアスのお手入れ方法！お気に入りのピアスを長持ちさせるには？

選ぶのも身につけるのも楽しいピアス。ただ、ピアスは肌との密着度が高く、アクセサリーの中で最も汚れやすいアイテムだと言われています。

耳元は実は雑菌が繁殖しやすい場所。ピアスをお手入れせずに放っておくと、ピアスホールの炎症や膿みなどのトラブルを引き起こす可能性も…。

今回は、ピアスを清潔に保つためのお手入れ方法を紹介します。

ピアスの簡単なお手入れの方法は？

ピアスを外したら、毎回柔らかい布で汚れを拭き取ることを習慣付けましょう。毎日のお手入れはたったこれだけです。ついたばかりの汚れは、乾拭きだけでも十分取り除けますよ。

毎日軽く拭き取るだけなら、時間のないときでもできそうですね！

アクセサリー専用のクロスがなければ、メガネ用のクロスやティッシュ、キッチン用の不織布などでもOK。なるべく柔らかい布で、優しく拭き取りましょう。

毎日のお手入れで取れない汚れやくすみなどが気になってきたら、ピアスについた菌や汚れを消毒してお手入れしましょう。ピアスの素材によってお手入れ方法が異なるので、それぞれご紹介します。

柔らかい布で拭くのが基本です。汚れが気になるときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、柔らかい歯ブラシで軽く擦ります。その後、水ですすいで水気をよく拭き取リましょう。

軽い汚れは水かぬるま湯で洗い、水気をよく拭き取ります。黒ずみが気になる場合は、専用の磨きクロスで磨くことできれいになりますよ。ただし、ツヤ消し仕上げのシルバーに磨きクロスは使えないのでご注意ください。シルバー専用の洗浄液も発売されています。

金属アレルギーを起こしにくく、比較的安価で人気の高いサージカルステンレスのピアス。変色しにくい素材なので、汚れたら水で洗うだけで汚れが落ちます。ゴールドやピンクゴールドなどでメッキ加工されているものが多く、研磨剤などでこするとメッキが剥がれて変色してしまう可能性があるので注意が必要です。

チタンは変色しにくく丈夫な素材のため、メガネ拭きなどの柔らかい布で拭くだけで十分です。輝きが失われてきたと感じた場合は、合成洗剤を含まない石鹸を溶かした温水で、優しく汚れを洗い流しましょう。

樹脂はぬるま湯と石鹸でお手入れができます。長くお湯につけすぎず、サッと洗ってすぐに水気を拭き取ってください。また、エタノールとの相性が悪く変色する可能性があるので、エタノールでの消毒は控えましょう。

ピアスをお手入れしたら、その後の保管方法にも気を配りたいところ。一箇所にまとめてしまうと、ピアスが絡まったりぶつかったりして傷がついてしまう可能性があります。収納にも少し工夫してみましょう。

モチーフにまっすぐな棒をつけキャッチで止める、というもっともスタンダードなスタッドピアス。スタッドピアスの収納には、指輪用のケースを利用するのがおすすめです。

指輪を入れるすき間にピアスの棒の部分を入れ、キャッチはまとめて別のケースに収納しておきます。使うときにピアスからキャッチを外す必要がなくなり便利ですよ。ピアスの棒の部分が空気に触れにくいため、シルバーピアスなどの硫化も防げます。

フックタイプのピアスは、ピアススタンドにかけておくのがおすすめです。絡みづらく取り出しやすいうえ、見た目も可愛いので選ぶときに気分が上がりそう。ピアススタンドの代わりに、100均のコルクボードを使うという方法もありますよ。ボードにピンを刺して、そこにピアスを引っ掛けるだけで完成です。

シルバー素材のピアスは空気に触れていると硫化して黒ずんでくるので、蓋付きのケースやジッパー付きのポリ袋などに密閉しておくと良いでしょう。

ピアスホールは、垢や皮脂、ファンデーションやシャンプー、石鹸の洗い残しなど、様々な汚れがたまりやすい部分です。

汚れは放置すると化膿や悪臭の原因になるので、ぜひともこまめなお手入れを心がけたいですね。では、どのようにお手入れしたら良いのでしょうか？

一番手軽にできるのは、お風呂に入った時に薬用石鹸でピアスホール周辺を優しくなで洗いする方法。これは、ファーストピアスが外れない時期でもできるお手入れ方法です。

この時、ピアスホールに石鹸が残らないよう、シャワーでしっかり洗い流すことが大切です。耳の裏にもきちんとシャワーのお湯をあてましょう。

市販の消毒液でのお手入れは、あまりおすすめできません。殺菌力が強すぎるため、逆にピアスホールが荒れたり、ふさがってしまうのです。ピアスホールのお手入れ専用につくられた消毒ジェルなら、そういった心配もありません。価格も500円前後とお買い得なので、ひとつ持っておくと良いかもしれませんね。

ピアスホールのお手入れ専用のフロスもあります。和紙で出来ているので、肌に優しく安心。フロスの端がコーティングされているので、ピアスホールに通しやすくなっています。付属のハーブウォーターにフロスを浸して、そのまま穴に通してピアスホールを掃除していきます。簡単で、全く痛くないと好評です。

お気に入りにのピアスは、きちんとお手入れして長く使いたいですよね。使うたびにこまめに拭いておけば、汚れも定着せずお手入れも簡単に済みますよ。合わせてピアスホールのお手入れも欠かさないことが大切です。トラブルを起こすことなく、きれいなピアスでおしゃれを楽しみましょう！