ハンバーグは、子供から大人まで幅広い世代に愛されている、洋食の定番メニュー。材料のひき肉は比較的安く手に入るので、一度にたくさん作ってしまうこともありますよね。
余ったハンバーグは、弁当のおかずにもうってつけですが、とても傷みやすいため、保存方法には注意が必要です。
そこで今回は、ハンバーグの正しい保存方法について手順やポイントをご紹介します。
ハンバーグはどう保存するのが正しい?保存期間は?
ハンバーグのは、「冷蔵保存」か「冷凍保存」が基本。
正しいやり方で冷蔵で1〜3日、冷凍では1ヶ月ほど日持ちします。冷凍であれば、タネのままでも保存できますよ。
すぐに食べ切れそうなときは冷蔵保存、作りすぎたときや弁当のおかずに使いたいときは冷凍保存と、用途にあわせて保存方法を変えましょう。
ハンバーグの保存方法|① 常温保存のやり方
ハンバーグに使われているひき肉は、肉の中でもとりわけ傷みやすい食材。
ハンバーグの常温保存はおすすめできませんが、焼いた後に限り、短時間であれば常温保存は可能です。
とはいえ、菌が繁殖しやすいので、2〜4時間程度にとどめておきましょう。
気温が高い時期やジメジメとした梅雨の時期は、食あたりを引き起こす可能性が高くなるため、常温保存は控えたほうが安心です。
ハンバーグの保存方法|② 冷蔵保存のやり方
ハンバーグを冷蔵するときは、焼いてから保存しましょう。
粗熱を十分に取り、1つずつラップで包んだら冷蔵室へ入れます。
ラップで包んだ上から保存用袋に入れると、より乾燥や酸化などを防げますよ。
乾燥を防ぐことにより、菌の繁殖も防げますし、最大3日まで保存が可能になりますよ。
ハンバーグの保存方法|③冷凍保存のやり方
ハンバーグを冷凍するときは、焼いてから保存する方法、タネのまま保存する方法があります。
焼いてから冷凍する方法
十分に粗熱を取り、1つずつラップで包みます。それから冷凍用保存袋に入れて密閉させ、冷凍室へ。
金属トレーにのせて急速冷凍すると、肉汁を封じ込めたまま保存ができますよ。
おいしさを保つポイントは、空気に触れないように冷凍すること。乾燥すると水分やうまみが抜けてパサパサとした食感になってしまいます。
ラップで包むときや冷凍用保存袋に入れるときは、できるだけ密閉してくださいね。
タネのまま冷凍する方法
空気がが入らないように注意しながら、1つずつラップでぴっちりと包みます。冷凍用保存袋に入れて密閉させ、冷凍室へ入れましょう。
おいしさを保つポイントは、急速冷凍すること。金属トレーの上にのせるとスピーディーに冷凍できますよ。
素早く冷凍させることで、水分やうまみ成分を含んだ「ドリップ」の流出を抑えたり、酸化を防げたりしますよ。
タネをこねるときはビニール手袋を使用しましょう。菌の繁殖を防ぐことも大切です。
正しく保存すれば2週間ほど日持ちしますよ。
ハンバーグの使用方法にあわせて保存しよう!
弁当のおかずや作り置きとしても便利なハンバーグ。あまり日持ちしませんが、適切な方法で保存すれば長持ちします。ポイントをおさえて正しく保存しましょう。