栄養価の高いイメージのある玄米は、毎日食べている人もいますよね。しかし賞味期限がどれくらいかわからず、長持ちさせるにはどうしたらよいか迷うことも。

そこで今回は、玄米の賞味期限や長持ちさせる方法についてご紹介します。

玄米の賞味期限は?どれくらい日持ちする?

玄米

玄米には、賞味期限や消費期限のような記載はありません。

収穫された時期を記載されることは多いですが、基本的に賞味期限は設けられていないんです。

とはいえ、保存期間が長かったり保存状態が望ましくなかったりする場合は、劣化が進んで早々に傷んでしまうことも。

おいしく長持ちさせるためにも、正しく保存するのが大切ですよ。

玄米の賞味期限を長くする保存方法って?

玄米

玄米はぬかに覆われているので、酸化を防いで長期間保存ができます。

しかし、玄米は収穫後も呼吸などを行って成長するため、発芽することも。

15℃以上の環境下だと呼吸が活発になって食味が下がってしまうので、低温で保存しましょう。

また、直射日光の当たるところや高温多湿の場所での保存は不向き。乾燥やひび割れ、カビ、虫の侵入などの原因になるので避けてくださいね。

夏場などの暑い季節は、野菜室などで保存すると安心ですね。

玄米の賞味期限を長くするポイントは?

チェック ポイント 選び方

玄米を長持ちさせたいときは、常温か冷蔵かで気をつけるポイントが変わります。

常温保存の場合

通気性の良い米用の袋(紙袋)に入れておくのがポイント。ポリ袋は蒸れてしまい、傷む原因になるので注意してくださいね。

また、虫が入る可能性もあるので、唐辛子や米用の防虫剤を入れて対策をしておきましょう。

冷蔵保存の場合

玄米の酸化を防ぐために、密閉容器などに入れて保存することが大切。ニオイを吸収しやすいので、冷蔵庫内のほかの食品のニオイ移り予防にもぴったりですよ。

小分けしてジッパー付きの保存袋などに入れるのもいいですね。

玄米は正しく保存して長持ちさせよう

玄米

玄米の賞味期限は、保存状態によって左右されます。適したやり方で長持ちさせたいですね。ただし、精米後は日持ちが短くなります。なるべく早めに食べるようにしてくださいね。