香ばしい香りと苦みがおいしいコーヒー。挽いた豆でドリップすると、より香りが引き立っておいしいですよね。しかし豆を挽きすぎて余らせてしまうことも。どう保存してよいのか迷いますよね。
そこで今回は、挽いたコーヒー豆の保存方法についてご紹介します。
もくじ
挽いたコーヒー豆はどう保存するのが正しい?保存期間は?
挽いた状態の豆は、豆の状態よりも香りが飛びやすく、保存期間も短くなります。そのままのコーヒー豆の保存期間が冷蔵保存で約1週間、冷凍保存で約1ヶ月なのに対し、冷蔵保存で約3日、冷凍保存の場合は約20日。
香りや風味を保つためには、コーヒー豆のまま保存して、ドリップする直前に挽くのがおすすめです。
挽いたコーヒー豆の場合、正しく保存すれば、酸化や劣化を抑えながら長持ちさせられますよ。挽きすぎたときに役立つので、ぜひやり方を覚えておきたいですね。
挽いたコーヒー豆の保存方法|① 冷蔵保存のやり方
挽いたコーヒー豆を冷蔵保存する場合は、密閉できる容器に入れます。湿気や空気に触れると酸化が進んでしまうので、樹脂製のパッキンなどがついた気密性の高い容器を使用しましょう。
日光や蛍光灯の光によっても劣化するので、光を通さない容器であればさらにおいしく保存できますよ。
挽いたコーヒー豆の保存方法|② 冷凍保存のやり方
数日以内に飲みきれない分の挽いたコーヒー豆は、早めに冷凍保存しましょう。
小分けにして保存袋に入れて保存するのがおすすめ。必要な分だけ取り出せるので、酸化による劣化が抑えられます。スプーンなどを使わず必要分だけ取り出せるのでもポイントです。
ラップで小分けしたら、重ならないように保存袋や保存容器にまとめて入れて、冷凍しましょう。
保存した挽いたコーヒー豆の注意点は?
冷蔵室や冷凍室から出してすぐのコーヒー豆は、温度が冷たく、抽出温度が下がって風味が変わる原因になってしまいます。
しばらく室温に置いて、常温に戻してから使うのがおすすめですよ。
時間がないときは、お湯の温度を1~2℃高めに設定して、抽出温度を調整してもOKです。
挽いたコーヒー豆の保存期間にあわせて保存しよう!
コーヒー豆を挽きすぎたときも、正しく冷蔵保存か冷凍保存をすれば長持ちしますよ。空気や光が当たらないように保存することでおいしく保存できますよ。
コーヒー豆の保存期間は、次の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。