フローリングはホコリがたまったり、皮脂がついたりと、おうちのなかでも汚れやすい場所です。ただ、忙しいと掃除が面倒になって、ついつい汚しっぱなしに…。肌がふれる場所なので、できるだけキレイにしておきたいとですね。
そこで今回は、つい先延ばしにしてしまうフローリングを、簡単に掃除する方法をご紹介します。
フローリング掃除を簡単にするポイントは?
フローリング掃除が面倒に感じるのには、いくつか理由があります。
汚れが次から次へと見つかって終わらない気がしたり、広い範囲を掃除するのに時間がかかったり、「キレイにしなきゃ…」と心理的に負担がかかっていたりさまざまです。
そこでフローリング掃除を始めるには落としたい汚れと範囲を絞ることが大切です。あらかじめ範囲を決めておけば負担にならずに、サッと簡単に掃除するだけで終わります。
「今日はこの部屋のホコリが取れればOK」と始めに目標を決めてからとりかかれば、5分ほどでキレイにできますよ。これを毎日繰り返すだけでキレイな部屋がキープできます。
フローリングのホコリ掃除を簡単にする方法は?
フローリングで一番目立つ汚れといえば、ホコリのかたまり。ふだんの掃除は、このたまったホコリさえ取れれば問題ありません。
最初に範囲を決めて、次のどちらかの方法でホコリを取るようにすれば、毎日短時間でフローリングをキレイにできます。
掃除機でゴミを吸い取る
絨毯などの敷物がある部屋では、舞ったホコリの多くが敷物に絡みついています。この掃除には「掃除機」を使うのがベスト。奥に入り込んだゴミも吸い出してくれます。
コツは毛の流れに逆らって掃除機をかけること。ゆっくりと動かすだけでホコリがたくさん吸い取れますよ。
ペーパーモップでゴミを集める
敷物がない部屋なら『クイックルワイパー』などのペーパーモップを使った掃除法がおすすめ。コンセントいらずでサッと始められます。使うペーパーはドライシートや乾いた雑巾でも大丈夫。集めたゴミをかき集めたら完了です。
コツはフローリングの目に沿ってモップがけをしていくこと。凹みに入り込んだホコリが取れ、同じ場所を重複して拭くこともありません。
フローリングのベタベタ汚れも簡単に掃除できる?
ホコリは掃除機やペーパーモップで簡単に取り除けますが、それ以外で気になるのがベタベタ汚れ。
この汚れは足裏の皮脂が蓄積したものです。それほど頑固な汚れではないので、水拭きと乾拭きだけでササッとキレイにできますよ。簡単にするには次の2つを実践してみてください。
濡れ雑巾をペーパーモップにつけて拭く
ペーパーモップを持っていれば、ウェットシート代わりに濡らした雑巾を使って拭き掃除ができます。かがまずに掃除できるので、普通の拭き掃除よりも圧倒的に楽ちん。
部屋中のフローリングを拭き終えたら、乾拭きで水分を拭き取って仕上げましょう。
両手に持った雑巾で汚れを拭く
水拭きのあとに乾拭きするのが面倒!という人は、両手に濡れた雑巾と乾いた雑巾をもち交互に拭いていくのがおすすめ。右手で水拭き、左手で乾拭きと拭いていけば1往復の移動で2倍の掃除ができますよ。
広い範囲の掃除が疲れるので目立った汚れがある場合にやってみてくださいね。
フローリングの掃除を簡単にするグッズは?
フローリングはこまめな掃除が必要なので、道具選びから簡単にすむよう工夫しておくのもコツの1つ。お気に入りの道具を選んでおくと掃除するのが楽しくなりますよ。
『フローリングマジックリン』(花王)
フローリングのベタつきをピンポイントで落とせるスプレー洗剤です。2度拭きが不要なのが魅力で、吹き付けたら乾拭きで拭き取るだけと簡単に扱えます。
汚れを落としながらツヤ出しもしてくれるので拭く度にピカピカのフローリングになりますよ。
『フロアワイプ』(Tidy )
部屋に出しておいてもおしゃれなペーパーモップです。木製のあたたかなデザインが特徴で、フローリングによく似合いますね。
飾るように収納しておけば、気になったときにすぐに掃除にとりかかれますよ。
『コロコロ フロアクリン』(ニトムズ)
ラグやカーペットのある部屋でおすすめなのが、立ったまま使えるコロコロクリーナー。持ち手の長さは調整でき、短くしておけば座ってテレビを見ながらでも使えます。
フローリング用のシートならベタッと貼り付くことなく、スムーズに部屋全体の汚れが取り除けますよ。
簡単掃除でサラッと清潔なフローリングに保つ
フローリングはいろいろなゴミやホコリをかぶるので、おうちの中でも特にこまめな掃除が必要な場所ですね。
掃除はいざ始めてしまうとキリがなくなってしまうので、「今日はこの部屋のこの汚れだけ」と決めてから取り掛かるのがポイントです。落としたい汚れに合わせて、やり方を選べばものの5分ほどで掃除は完了です。
簡単な掃除が習慣になると、サラッとさわり心地のいいフローリングを保てますよ。