子供が学校から帰ってきてまっさきにおろすランドセルは、置き場が決まっていないと玄関や床に置きっぱなしなんてことも少なくありませんね。毎回片付ける習慣をつけるためにも、使いやすい置き場を考えてあげたいものです。

そこで今回はおうちのなかのどこにランドセル置き場をつくればいいのか、気になるポイントをまとめてご紹介します。

ランドセルの置き場はどうやって決める?

はてな 疑問 ギモン 家のどこ?

ランドセルの置き場をつくるときのポイントは、「子供目線で考える」ことです。

ついつい大人目線で「こんなラックどうかな?」「かわいくて使いやすそう」と考えてしまいますが、子供にとっては「重たい荷物をすぐにおろせるか」「すぐに遊べるか」などの方が気になっているはずです。

「子供目線」を意識して置き場所を考えていきましょう。

ランドセルの置き場はどこがいい?リビングだと使いにくい?

ランドセル 子供

ランドセルの置き場所としてよく使われるのが以下の3つの部屋です。それぞれの特徴を紹介するので、子供と相談したり、ライフスタイルにあわせながら決めましょう。

① 子供部屋

子ども部屋を置き場にする場合は、机とセットで並べられて勉強に向かいやすいうえ、服などもすべてまとめられるので、登校の準備がかんたんです。子供部屋が玄関から近ければ問題ないのですが、玄関から遠いとそこまで運ぶのを面倒に思う子もいるかもしれません。

② リビング・ダイニング

家族が集まる場所にランドセルがあると、みんなで成長を見届けられますね。学校の連絡表などもすぐに確認できますよ。ただし、勉強机とはセットで置けないので、勉強道具を持ち運んで勉強する必要があります。

③ 玄関

帰ってきて最初に通る場所ですね。そのまま外に出て遊ぶなんてこともあるので、ここに置き場をつくる場合は「臨時の置き場」と位置づけるといいですよ。ケースやバスケットなどを1つ用意するだけで十分です。

ランドセル置き場を考えるうえでの注意点

カラーボックス 棚

ランドセルの置き場を決めたら、「せっかく用意した置き場がうまく使われない…」なんてことにならないように、置き方にも注意しましょう。

目線の高い場所にしない

目線よりも高い位置に置き場があるのは子供にとってとても不便。毎回重たいランドセルを持ち上げることになるのでおっくうです。できるだけ子供の目線の高さに置き場をつくってあげましょう。

フックなどで掛ける収納にしない

ハンガーラックなどにフックなどで引っ掛ける収納は、子供にとっては毎回引っかけるのが手間なうえ、重力でランドセルの形が変形する可能性もあります。面倒になって使われなくなるので、シンプルに置くだけの収納がおすすめです。

置き場は1ヶ所だけじゃなくてもいい

ついつい1ヶ所にまとめたくなりますが、「ランドセルを置いてすぐに外で遊びたい」と玄関の床に置きっぱなしでは元も子もありません。割り切って簡易な置き場を玄関に用意し、帰ってきてから運んでもらうなど柔軟に考えましょう。

ランドセルの置き場に使えるグッズは?

リビングや子供部屋などの置き場にはさまざまな収納グッズでランドセルをしまえます。ここでそのグッズをいくつか紹介するので参考にしてみてくださいね。

『カラーボックス 3段』(DCMブランド)

シンプルなカラーボックスはとても便利。子供の成長に合わせてランドセルの収納位置を変えられますし、教科書などもまとめて収納できます。リビング・ダイニングに1つ置くだけで置き場の出来上がりです。

『天然木キッズハンガーラック』(JAJAN)

子供部屋に置くなら、そのほかのものとまとめて収納できるラックがおすすめ。下段にランドセルや教材、上段に洋服を引っ掛ければ登校の準備もかんたんですね。

『折り畳み式収納バスケット』(BUYUE)

玄関やリビングの一時的なランドセル置き場を用意するならバスケットが便利です。折りたたみできるので、使わない時はたたんで隙間にサッと収納するだけ。バスケットごと持ち運びもできますよ。

ランドセルの置き場は「子供目線」で考える

子供部屋 ランドセル ベッド 机

ランドセルの置き場はどこにしたらうまく使ってくれるんだろう?と悩むと思いますが、「子供目線」を意識するのがとても重要です。つい見栄えなどに目がいきがちですが、それは二の次。

使いやすい置き場なら、毎回ちゃんと収納してくれておうちが散らかりませんよ。