キッチンが散らかって使いにくくなっていませんか?片付けるのが面倒でそのままにしていると食事の準備にも取り掛かりにくいものです。きちんと整理しながら片付けると、普段から使いやすくなって毎日の料理が快適になりますよ。
今回は、キッチンを整理するコツをご紹介します。
キッチンの整理ってどうやるの?
モノが多くてどんどんと散らかっていくキッチン。片付けるのも面倒になって収拾がつかなくなりますね。
収納がうまく決まらないのも、片付けがうまくいかないのも、実は「モノが多すぎること」が原因。
新しいモノを買ったときに「とりあえず引き出しのなかに…」としまうことを一旦ストップし、まずは「整理=モノを減らす」ことから始めましょう。
物を減らしたあとなら収納を決めるのも簡単になります。使うものだけに囲まれたスッキリと使いやすいキッチンになりますよ。
キッチンの整理のコツは?
キッチンにあるモノを減らすといっても数が多くてどう手をつけていいかわかりませんね。
整理のコツは、
● 散らかりやすい場所・よく使う場所から考える
● いる・いらないの判断基準をつくる
の2つです。
一度に全部の場所をやるのは大変なのでいつも散らかってしまう場所、頻繁に使う場所から順に進めていきましょう。
また、なんとなく始めてもどれも必要に思えて捨てられないものです。「1年以上使っていないもの」「なくても不自由しないもの」「汚れ、傷みのあるもの」などとあらかじめ基準を決めるのが大切です。
ひとつひとつのアイテムに条件を当てはめて考えていくだけなので一気に終わりますよ。迷う時間は3秒まで!とルールを決めてササッと進めましょう。
キッチンを整理するときの進め方は?
キッチンの整理の基本的な流れを押さえたのでここではもっと具体的に、場所別でご紹介します。
コンロまわり
まず「よく使う場所」を考えるとコンロや換気扇の周りは料理でよく使いますね。もともとモノがなければ整理の必要はありませんし、もし普段使わないキッチンツールや調味料があればこの際処分しましょう。
次にコンロ下の棚ですが、鍋やフライパン、ボトルの調味料などがいくつか入っていませんか?いつか使うだろうと残してある焦げついた鍋やフライパンはほかのもので代用できるので処分、キッチンツールも細かく要不要を確認してみてください。
シンクまわり
シンク周りは洗い物や料理の下準備をすることが多い場所。まずはシンクの汚れた古いスポンジや掃除用の歯ブラシなどを確認します。最後にいつ使ったかを思い出し、しばらく使っていないのであれば捨てましょう。
次にシンク下の棚に鍋やボウルなどを収納している人は先ほどの要領で、要不要を判断していきます。ストック食材なども賞味期限が切れていないか、ストックとして買ったもののこれからも食べなさそうなものはないか確認しましょう。
食器棚
食器棚のなかにも皿やコップ、カトラリーなどさまざまなアイテムがありますね。普段よく使っているものかどうかで見極めるのはもちろん、来客用として用意しているものも余分にないか確認してみましょう。
また、茶渋がひどくて使っていないもの、少しだけ角が欠けているものなども日々使っているかどうか振り返って要不要を判断していきましょう。
キッチンを整理したあとはどうする?
キッチンにあるものを整理して、必要なものだけを残したら、あとはそれぞれの「定位置を決める」「収納方法を決める」の2ステップで進めていきます。
本来どこにあると「取り出しやすくしまいやすいか」を意識して、場所を見直し、最後に「ただ置いて並べるのか」「吊るすのか」「ケースに入れるのか」などを決めれば完了です。
たとえば、おたまやフライ返しなどのキッチンツールは、ほぼ毎回の調理で使うのでコンロ、換気扇の近くに置くと決め、「スタンドを置くほどのスペースはないから…」とレンジフードや壁に吊るす方法を選べばOKです。
このように、整理でモノを減らしたうえで収納を考えていくと、1つ1つのアイテムの定位置を決めやすくなってキレイなキッチンを保ちやすくなります。
覚えておきたい
キッチンを整理したあとに心がけることとは?
キッチンをスッキリと整理し終えたあとは、その状態をキープすることが大切です。
せっかくモノを減らしたところにまたどんどんと買い足してしまわないように、できるだけ「増やした分減らす」ことを心がけましょう。
最初から捨てることを考えていると余計な買い物が減らせて節約にもつながりますよ。
整理をしてキッチンをもっと清潔に
キッチンに置くモノが必要なものに絞られて、整理されていると掃除もしやすくなります
清潔に保ちやすいので安心して食事の支度ができますよ。スッキリ整ったキッチンなら家族の食事をもっと楽しめますね。