すぐに散らかって収納に困ってしまう小物類。棚や引き出しに入れておいてもいつの間にかぐちゃぐちゃになっていて、何度も片付けなおしている人も多いのではないでしょうか?
そんな小物類にもキレイに収納するためのポイントがあります。小物の特徴をおさえて、散らかりにくい使い勝手のよい収納を実現しましょう。
小物の収納は「定位置を決めること」が大事
おうちのなかの小物は、化粧品やキッチン雑貨、文房具など、さまざまありますね。どれも家族が思い思いに使うので、行方知れずになることもよくあります。
どうして小物の収納がうまくいかないのかというと、「定位置」が決まっていないからなんです。
「この棚のココ」「引き出しのこの位置」というように、できるだけ詳細に決めておくことがポイントです。
しっかり決めておくと、収納するときに迷いません。使い終わったあとにあちこちにいってしまうこともなくなります。
小物を収納するときは小分けにする
収納場所を決めたら、「使いやすく」を意識してどう収納するかを決めていきます。
小物は大きさがまばらなので、種類ごとに小分けにして収納するといいですよ。このとき小さく区切られた小分けのボックスを使うのがおすすめです。
文房具なら「ボールペンやシャーペン」や「ハサミやカッター」、化粧品なら「マスカラ」「チーク」「マニキュア」といったようにジャンルで分けておくと手に取りやすく、見た目にもスッキリします。
小物を棚に収納するときのアイデアは?
リビングやダイニングでは、小物類も棚に収納することがありますよね。棚だとごちゃごちゃになりがちですが、ちょっとした工夫で使い勝手がよくできますよ。
100均グッズなどを使ってできる工夫なので、手軽にチャレンジしてみてください。
おもちゃ
小さい子供のいるおうちでは、おもちゃはいつもリビングで散らかってしまうもののひとつ。
リビングに散らかってしまうものは、近くに収納場所をつくってあげましょう。100均の収納ボックスを用意して、投げこむように入れていけば大丈夫。
箱に入れたらカラーボックスなどの棚に入れて収納しておけば見た目にもスッキリします。
リモコン
使ったあとにそのまま放置されがちなリモコン。テレビを見たいときにリモコンが見つからないとイライラしますね。
リモコンはテレビ台やソファ近くなど、テレビの周りに専用の置き場所をつくっておきましょう。
使うのは、トレイ型のかごがあれば十分。深めのモノを用意してスタンドにしてもいいですよ。
薬
突然必要になる薬などの衛生用品。普段使わないだけあって箱の中で雑多になりがち。
衛生用品はまず大きめのかごやボックスにまとめて収納し、救急箱をつくりましょう。
箱の中での収納は、売っていたときのパッケージを使えば大丈夫。天面のフタを切って外しておくと取り出しやすくできますね。
小物を引き出しに収納するときのアイデアは?
引き出しの小物収納は、「仕切りをつくる」ことがポイント。引き出しを開けたときにどこに何が入っているのかひと目でわかることを意識して整えましょう。
引き出しの仕切りも100円ショップで扱われているので初めての人におすすめです。カトラリーケースなどを活用する方法もあります。
キッチンカトラリー
スプーンやフォーク、ナイフなどいろんな種類のあるキッチンカトラリー。
100均に売られている細長いカトラリーケースをいくつかならべ、ジャンルごと収納していきましょう。
スプーンの箱、フォークの箱などと分けたり、一度に使うセットでまとめておくのもいいですね。
文房具
なにかと必要になる文房具は、リビングやダイニングの収納棚にしまいます。
キッチンカトラリーと同じように、ケースにジャンルごとに収納していきましょう。どんなものを収納するのか家族にもわかるように底にラベルを付けて置くのもいいですね。
子供が勉強するのに使うセットは別にしてまとめておくのも、使いやすくするひと工夫です。
化粧品
おうちのなかでも使う人の限られる化粧品。基本的にママしか使わないので自分仕様に使いやすいように収納を決めていきましょう。
メイク用品もジャンルごとの引き出し収納ができますが、もっと使いやすくするには棚入れ収納も組み合わせてみましょう。
毎日使うものは洗面台の棚など、見える場所に置き、普段はあまり使わないものはポーチなどにまとめておくのもいいですね。
小物の収納をスッキリできる便利グッズはある?
小物の収納を、もっと便利にしたいというときには専用のアイテムを使ってみるのもおすすめです。
市販のものでも小物の収納に便利なものが売られているのでチェックしてみてくださいね。
『木目調 コの字 ラック プラスラック』(ライクイット)
背の低い小物の収納では、棚に入れても高さが余ってスペースをうまく活用できないですね。
そこで便利なのがコの字ラック。2段にした収納が簡単にできます。木目調なのもインテリアにあいます。
『卓上小物入れ リビングポスト』(プラス)
引き出しや棚に収納スペースがないときや使い勝手のいい場所ば見当たらないときは、卓上の小物入れを使いましょう。
シンプルなデザインでどんな用途にも使えますよ。
『York Lyra Key Rack』(InterDesign)
ちょっとした小物置き場にぴったりなのが壁掛けのフック。おうちに届いた手紙類をまとめたり、身につけるアクセサリーを引っ掛けて入れておくにもいいですよ。
覚えておきたい
小物収納をおしゃれに見せるアイデアは?
小分け収納を取り入れてみたけど、なんとなくチグハグになってしまった…なんてことがよく起こります。見た目にもよい収納にするにはもうワンポイントのコツがあるんです。
それは「使うボックスを統一すること」です。
同じ収納ボックスを使うと見た目にもキレイにまとまります。100均のものはサイズ展開も豊富なので不便な思いをすることもありませんよ。
廃盤になっているなど、同じ商品が見つからなかったら、色や素材をあわせることを意識して選ぶと統一感を保てますよ。
小物はポイントを押さえてスッキリとまとめよう
小物の収納は整えてもすぐに散らかってしまいますね。毎度の片付けで疲れているママも多いもの。
ポイントは、小分けにして定位置を決めておくことです。
これだけでも収納や取り出しのときの動作が楽になります。定位置を決めてあるから収納にも迷わなくなりますよ。