裁縫のときに「糸と糸が絡まって取り出しにくい…」「道具や布が増えてしまいきれなくなってきた…」と思った経験はありませんか?これらの悩みは100均グッズなどを活用した収納の工夫で解消されます。使いやすく整った状態を保てると、ちょっとした裁縫でもサッと取り組めますよ。
まずは裁縫道具にどんなものがあるかを確認し、その物量でどうしまったらいいか収納方法をご紹介します。
裁縫の基本セットはどんなもの?
そもそも裁縫道具にはどんなものがあるのか、最低限必要になる基本のアイテムを確認しましょう。必要な基本セットは以下の7点です。
● 針● まち針
● 糸
● 針山
● 糸切りバサミ
● 糸通し
● チャコペン
裁縫をあまりしない人であれば、かさばるほどの物量ではありませんね。ただ、上級者であればそれぞれを何種類も使い分けるので、かなりの量になります。
最低限と言ってもいろいろな種類があるので、混ざらないように保管したいものです。「小分けにする」という収納のポイントを意識するとスッキリ整理できますよ。
裁縫道具はどう収納する?100均のグッズでもできる?
裁縫道具の小分け収納では、100均の収納ケースを使うのが一番かんたんです。
お弁当箱くらいの大きさでフタが付いたケースをいくつか用意し、「糸専用」「針専用」「その他小物」といったように分けて収納しましょう。
ケース同士は積み重ねればコンパクトに収まります。
小分け収納にするとどこに何がしまってあるか明確になるので、出し入れがしやすくなります。ごちゃつくのも防げますよ。
裁縫道具の収納専用グッズがいいの?
裁縫道具の収納は100均の収納ケースの活用でも十分にできますが、専用のアイテムを使うと1つのケースにまとめられたり、収納量が多かったりもっと便利になります。おしゃれに飾れるものもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
『ソーイングボックス』(倉敷意匠分室)
木製のソーイングボックスはリビングに飾ってもインテリアになります。小分けできる引き出し収納もたくさんあるので、道具類や布などをひとまとめに収納できますよ。
『樹脂製3段式ツールボックス』(東洋スチール)
裁縫道具の収納は、工具や薬を入れられるようなツールボックスが使えます。3段の収納が小分けにぴったりなんです。カラーリングもパステルカラーでかわいらしいですよ。
『裁縫セット専用バッグ』(アイセック)
裁縫セットがそれほど多くないなら、まとめてしまえるバッグタイプがおすすめです。持ち運びもしやすいので、子供の教材ケースとしてもいいですよ。
裁縫道具はどこに収納すればいい?
小さい子供のいるおうちなら、「学校の行事で衣装がいる…」「掃除の雑巾が必要になった」「穴があいた洋服を直す」など裁縫道具は何かと必要になります。
取り出しやすいように、裁縫道具の置き場所は「使う場所の近くに置く」のルールで考えるといいですよ。
たとえば、リビングで縫い物をするなら近くの収納棚に定位置をつくったり、ミシンの近くの作業台に並べたり、すぐに手に取れる範囲に収納すると出し入れが楽ちんです。
覚えておきたい
裁縫道具を収納する場所にミシンがあると便利!
小さい子供のいるおうちでは、どうしても裁縫の機会が多いもの。
毎回の作業時間をかんたんに済ませたいなら、ミシンを取り入れてみるのもひとつの手です。
ミシンがあると、手では時間のかかった裾上げや、ちょっとした巾着袋づくり、衣類の修繕などが楽になりますよ。
ミシンと裁縫道具は一緒に使うものなので、近くに収納してあげてくださいね。
裁縫道具は収納の工夫で使いやすく楽しくできる
裁縫はこまごまとした道具が多くて、取り扱いが面倒なものですよね。
裁縫道具の収納のポイントは「小分けの収納」にすること。細かいアイテムもジャンルごとに分けるケース収納で出し入れがかんたんになります。
目当ての道具が見つかりやすくなって裁縫の作業も面倒に思わなくなりますよ。子供の道具作りも楽しくなりますね。