使っていないタイヤはどうやって保管していますか?なんとなくで保管している人も多いと思いますが、いざ使おうと思ったときに劣化していたら心配ですよね。
どこに置いたらいいのか、どんな置き方をしたらいいのか、屋外ならカバーはかけるのかなど、今回はタイヤ収納方法をご紹介します。ポイントをおさえるだけでも、タイヤを安全に保管できますよ。
そもそもタイヤはどこで保管すればいい?
タイヤはかさばるので、どこに置くか悩むもの。邪魔にならないように置きたいものの、劣化の心配がありますよね。
過度に心配する必要はありませんが、タイヤは日光や水、油などには弱いので、風通しのよい日陰で保管しておくと安心。家の裏やガレージなどがおすすめです。
日光や雨を避けて保管しておけば、ダメージも少なくすんで次のシーズンも安心して使えます。
タイヤ収納の仕方は?安全に置くには?
タイヤは横に倒して積み上げるのが基本。横にしておけば安定するので安全ですよ。
ただし、高く積み上げすぎると危険なので注意してください。
収納する前にはお手入れしておくのがポイントです。以下の3ステップで手入れをしてから収納しましょう。
タイヤを水洗いする
土や泥がついたままだとタイヤが傷むこともあるので、しっかり汚れを落とす。
タイヤをよく乾かす
水分が残っているとタイヤのゴムが劣化するので乾燥させる。
寝かせて積む
床を汚さないよう段ボールや板を敷き、その上にタイヤを寝かせるだけ。
タイヤは積んだあと、カバーをかけておくとホコリによる汚れが防げます。
つける車輪をローテーションさせることもあると思うので、マジックなどでホイールに小さく番号を書き込んでおくとわかりやすいですよ。
タイヤの収納場所・収納方法に迷ったら…
できれば雨水のかからないガレージや物置などに収納できるといいですが、どうしてもスペースが限られていてむずかしいときもありますね。
そんなときは次のポイントを意識して収納しましょう。
日光に当たる場所にタイヤを保管するとき
どうしても日陰で保管できない場合には、タイヤカバーをかけて日光を遮断します。遮光性、防水性のあるカバーならタイヤを安全に守れますよ。
タイヤを立てて並べるとき
スペースの都合でどうしてもタイヤを立てて並べたい、という人もいると思います。その場合は、変形するのを防ぐために空気圧を半分くらいに下げてから置きましょう。ダメージが軽減されますよ。
タイヤ収納に使えるグッズは?屋外のカバーやラックはある?
屋外でも安全にタイヤを守りたいなら、カバーやラックなどのタイヤ用の収納グッズを使うといいですよ。
『タイヤカバー』(アイリスオーヤマ)
風雨や日光からもタイヤを守れるタイヤカバーです。ガレージなどの日影に保管する場合もカバーを掛けておくとホコリが防げますよ。
『タイヤラック』(アイリスオーヤマ)
タイヤを立てて並べられるラックです。2段にできてコンパクトで取り出しやすいですね。カバーも付いているので屋外にも収納できます。
『扉式タイヤ収納庫』(グリーンライフ)
タイヤを4本まで保管できる収納庫です。サビに強いスチール製で、そのほかの自動車用品もまとめて収納できます。
『Belca クリーンパレット』(伸晃)
床へのゴムの色移りが心配なときはパレット(すのこ状の台)を敷いておくのもいいですよ。通気性がよいので、保管にぴったりです。
試す価値あり!
タイヤの保管サービスとはいったいどんなもの?
どうしてもタイヤの収納スペースを確保できないときは、外部の保管サービスを検討してみるのも手です。
オートバックスなどの自動車用品のお店では、店舗にもよりますが、タイヤの保管サービスを受け付けています。
タイヤ交換までやってくれるので車で行くだけでOK。自分でする交換の手間がかかりませんし、盗難の心配もありません。タイヤ交換がぐっと楽になりますよ。
キレイにタイヤを保管して来シーズンもお出かけを楽しもう
タイヤの収納はいざやってみると「どこでどうっやって管理するんだっけ?」と自信がないまま進めてしまいますね。難しそうに思える収納ですが、ポイントを押さえればそれほど難しくありませんよ。
タイヤ保管の仕方は「風通しのいい日影に積んでカバーをかけておく」とおぼえておけば大丈夫です。
タイヤはきちんと保管してあげると傷みもなく長持ちします。来シーズンも同じタイヤを使ってお出かけを楽しんでくださいね。