独特のとろりとした舌触りと、濃厚な甘みがおいしい洋梨。洋梨は収穫した後にしばらく寝かせておくことで、完熟して美味しい状態になる果物です。
今回はそんな洋梨の食べ頃の見極め方についてご紹介します。
洋梨は「追熟」させるのがポイント!
果物のなかには、購入してきてから常温で置いておくことで食べごろになる(追熟する)ものがあります。洋梨もその一つ。
とくに洋梨は追熟前は硬くゴリゴリした食感があり、追熟させることでとろっとしたなめらかな触感になるので、収穫後の追熟は必須です。
食べ頃の状態で売っているものもありますが、完熟状態でないものを購入した場合は、自宅で追熟させましょう。
追熟しすぎてもおいしくないので、下記の食べ頃の見極め方を覚えて、一番おいしいタイミングで食べてくださいね。
洋梨の食べ頃は「軸まわり」でチェック!
洋梨の食べ頃を見極めるには、点線で囲った軸のまわりをチェックしてみましょう。
収穫して間もないものは軸がピンと立っていて、軸まわりの皮もハリがある状態です。
これが追熟してくると皮にしわができ始め、軽く押すと柔らかさを感じるようになります。こうなっていれば完熟のサインです。
洋梨が食べ頃になったらなるべく早く食べよう
洋梨が食べごろになったら、冷蔵庫に入れてなるべく早く食べるようにしましょう。
冷蔵庫で長期保存すると傷んでしまうので、すぐに食べられない場合は冷凍保存するのがおすすめです。
洋梨のおすすめ冷凍保存法
冷凍保存する場合は、半分にカットし、断面の変色を防ぐためにレモン汁を絞ります。
そのままラップに包んで冷凍保存用袋に入れて凍らせましょう。
完全に解凍すると水分が出てびしゃびしゃになってしまうので、凍ったままか、半解凍の状態でスプーンですくって食べるのがおすすめ。
ねっとりとしたシャーベット状になっておいしいですよ。
洋梨の食べ頃を見分けておいしく食べよう
洋梨は完熟すると味や舌触りがよくなるだけでなく、ビタミンなど栄養素の量も増えます。おいしく食べるために、しっかりと食べ頃を見極めてくださいね。
食べ頃になった洋梨の切り方については、下記の記事も参考にしてみてください。