漬物や炒めものなど、さまざまな料理に活躍する「かぶ」。まとめて売られていることも多いですが、どのように保存すればよいのか迷いますよね。
そこで今回は、かぶの保存方法や長持ちさせる方法についてご紹介します。葉の部分までおしいく保存できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
かぶの保存方法にはどんなものがある?保存期間は?
かぶは0〜5℃の環境を好む野菜なので、基本的に冷蔵室で保存します。正しい方法で約1週間日持ちしますよ。
さらに長持ちさせたいときは、冷凍室での保存ができます。保存期間は1ヶ月ほどと、かなり長持ちしますよ。ただしシャキシャキとした食感はなくなってしまうので、スープや炒めものなどに使うのがおすすめです。
かぶには葉がついていますが、こちらも食べることができます。根の部分と一緒に冷蔵または冷凍して保存して、余さずおいしく食べてくださいね。
かぶの正しい保存方法
ここからはかぶの正しい保存方法についてご紹介します。根だけでなく葉の保存のやり方もお伝えします。
かぶの保存|根の冷蔵保存のやり方
葉がついている場合ははじめに切り落とします。葉がついていると根の水分が奪われ、スカスカになってしまうんです。茎を3cmほど残して根と葉を切り分けてくださいね。
根の部分は、丸ごと保存する場合は新聞紙に包んでポリ袋に入れて保存します。
カットしてある場合は、空気が入らないようにラップで包みましょう。カットしてあると傷みやすくなるので、3〜5日を目安に早めに食べるようにしてくださいね。
かぶの保存|根の冷凍保存のやり方
かぶを冷凍保存するときは、食べやすい大きさにカットしてから行います。
くし形など厚めにカットした場合は、かために塩ゆでしてから水分を拭き取り、重ならないようにラップに包んで冷凍します。金属トレーなどの上に置いて急冷すると、鮮度を保つことができますよ。
いちょう切りなど薄めにカットした場合は塩もみをしてから保存します。塩を振って揉み込んだら、水気を絞って冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。なるべく平らにして効率よく凍るようにしてくださいね。
かぶの保存|葉の部分の保存のやり方
葉の部分はサッと塩ゆでして水分を拭き取り、ラップで包んで保存しましょう。冷蔵室での保存で2〜3日日持ちします。
そのまま冷凍してもOK。保存期間が長くなり1ヶ月ほど日持ちしますよ。
かぶは干して保存しても長持ち!
かぶは、冷蔵・冷凍保存のほかにも、干して保存する方法もあります。1ヶ月日持ちしますよ。
6mm幅程度にカットしたら、ザルに乗せて3日ほど干せば完了です。切り方は、輪切りや半月切り、いちょう切りがおすすめですよ。
葉の部分も同じ方法で干すことができます。1本ずつバラすか細かく刻むかして、ザルに乗せておきましょう。
干したかぶは味が染み込みやすくなります。煮物やスープに入れるとおいしいですよ。
かぶは用途にあわせて保存方法を選んで
かぶは、冷凍すると長持ちしますが、食感などは落ちてしまいます。シャキシャキ感を楽しみたいときは冷蔵、加熱調理するものは冷凍と、用途にあわせて適した保存方法を選べるといいですね。