春から夏にかけてがおいしい「オクラ」。冷蔵庫に入れておくといつの間にかしなしなになっていた…なんてことはありませんか?実はそのまま冷蔵庫に入れるとあまり日持ちしない野菜で、保存するにはコツがいるんです。
そこで今回はオクラの保存方法について詳しくご紹介します。
もくじ
オクラの保存期間はどれくらい?
オクラは温かい場所で育った寒さに弱い野菜。冷蔵室よりも室温が高い野菜室での保存が適しています。だいたい3〜4日ほど日持ちしますよ。
暖かい場所を好むからといって、常温での保存は不向きです。持っても1日程度なので、あまりおすすめできません。
長持ちさせたい場合は冷凍保存が◎。寒さに弱い野菜でも冷凍保存には向いています。だいたい1ヶ月ほど日持ちするので、余ったときなどは冷凍するといいですね。
オクラの保存のやり方やコツは?
オクラを保存するときは、冷蔵するか冷凍するといいですよ。ここからは、それぞれのやり方やコツについてご紹介します。
オクラの保存方法|冷蔵保存のやり方
オクラは乾燥と低温に弱いため、冷気が直接当たらないようキッチンペーパーなどで包んでから保存します。
ポリ袋に入れて口を軽く締めたら、野菜室に入れて保存しましょう。傷みやすいのでなるべく早く食べ切るようにしてくださいね。
オクラの保存方法|冷凍保存のやり方
冷凍保存するときは、生のままでもいいですが、軽く茹でてから冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。
①ヘタとがくを取って、板ずり(まな板の上で塩をかけて転がすこと)し、さっと茹でます。
②冷ましてから水気を拭いたら、小口切りなど食べやすい大きさにカットしてから冷凍するのがおすすめ。
なるべく空気を抜いてジッパーバッグに入れ、冷凍しましょう。
お浸しに使うなら前日に冷蔵室に移して自然解凍をする必要がありますが、スープや炒めものに使うなら凍ったまま調理できます。料理時間の時短が叶いますよ。
オクラは「干して」保存する方法もおすすめ!
オクラは、冷蔵や冷凍のほかにも「干す」方法で保存できます。日持ちはだいたい1ヶ月ほどです。
①板ずりして水洗いをしたら、水気を拭き取って縦半分にカットします。
②その後、切り口を上にして2〜3日干したら完成です。ネバネバ感はそのままに、香りと歯ごたえを楽しめますよ。
干したオクラは、さっと水洗いして10分ほどぬるま湯で戻します。表面の水気を拭き取ってカレーやスープに入れて使ってくださいね。
新鮮なオクラを選んで保存するのも大事!
保存期間を少しでも長引かせるために、新鮮なオクラを選ぶのも大切です。
ガクにトゲがあるか、表面が青々としていて産毛が密集してるかの2点をチェックするといいですよ。
乾燥や温度に気をつけてオクラを保存しよう!
オクラは、5℃以下の環境下でそのまま保存すると低温障害を起こしやすく、また乾燥も苦手なので、保存場所には注意しましょう。
使い切れず余りそうなときは、冷凍保存や干す保存で長持ちさせて、おいしく食べられるといいですね。