コートをいちいちクローゼットにしまわなくても、かけておけるコートハンガー。玄関先に1つあると便利で、購入しようか考えている人も多いのではないでしょうか。ただ、いざ何を買おうか調べてみるといろんな種類があって選ぶのに迷ってしまいますね。
今回はコートハンガーを選ぶときには何に気をつければいいか、おすすめのアイテムにはどんなものがあるのかなどをご紹介します。
コートハンガーってどんなもの?
コートハンガーとは、家に帰ってきてからコート(上着)を脱いでかけておけるラックのこと。
一般的に「ハンガー」というと、針金や木材でできた衣類をかける道具を指しますが、コートハンガーはそのハンガーをかけるラック全体を指して使われます。1つ置いておくと、脱いだコートを毎回クローゼットまでかけにいく手間がはぶけます。
ツリー型や壁に立てかけるものまで形やデザインはさまざま。オシャレなものも多いのでインテリアの雰囲気を損なうことなく便利な収納ができますよ。
コートハンガーを置く場所は?玄関以外に置いてもいい?
コートハンガーを置く場所は生活に合わせて工夫すると使いやすくなります。
玄関に置くイメージが強いのは、コートが外出前に1番最後に羽織るものだから。身支度をすませ、いざ外出の前に手に取れる場所が玄関なんですね。花粉が気になる時期でも家のなかまで持ち込ませないメリットもあります。
ほかにはリビングもおすすめ。家族の集まるリビングならみんなが身支度しやすいですね。オシャレなコートハンガーを選べるとインテリアとしても活躍します。
コートハンガーの選ぶときのポイントは?
コートハンガーを選ぶときは「デザイン性」と「機能面」のバランスで考えます。インテリアの一部でもあるので、部屋の雰囲気にあっているかは重要ですね。
機能は「大きさ(スペース)」「コートをかけられる数」「安全性」をチェックしましょう。次からは1つずつを具体的にご紹介します。
大きさ(スペース)
コートは1年中着るものではありません。そのため、暖かくなったらハンガーをしまう必要があります。1年通して出しておくスペースがあれば問題ありませんが、できるだけコンパクトなもの・折りたためるものを選ぶのがおすすめです。
コートをかけられる数
コートハンガーはあくまでもとりあえず収納する場所なので最低限家族みんなのコートがかけられれば十分。人数以上の大きなものを買うと、つねにコートをかけっぱなしにしてしまうなど、片付かない原因になりかねません。
安全性
デザインをあまりに重視にすると思わぬ危険も。足元の部分が小さいとコートの重みで倒れる危険性があります。小さな子どものいるおうちでは安定性のあるコートハンガーを選びましょう。
コートハンガーのおすすめは?イケアや無印にもある?
コートハンガーはいろんなメーカーから市販されています。無印良品やIKEAなどでもオシャレなものが売られているので、出かけた際にはチェックしてみるのも楽しいですよ。
『KNIPPE帽子&コート スタンド』 (IKEA)
インテリアブランドで大人気のイケアのコートスタンドです。スタイリッシュなデザインで、帽子もかけられます。
『tower コートハンガー』(山崎実業)
シンプルなデザインのコートハンガーです。北欧風のキレイなデザインでおうちのインテリアにもマッチしそうですね。5〜6着ほどかけられるので家庭に1つあると便利。
『コートハンガー』(BERG)
L字の形をした壁に立てかけるタイプのコートハンガーです。コンパクトなので、スペースの限られている玄関でもスッキリ収納できそうですね。夏に出しっぱなしでも邪魔になりません。
『つっぱり式ポールハンガー』(積水樹脂商事)
床の天井で突っ張るタイプのコートハンガー。ツリー型で葉っぱの部分にトレイがあり、腕時計など外出の必需品の収納にも使えます。低い場所まで枝があるので小さな子どもがいるおうちにぴったり。
覚えておきたい
コート専用のハンガーがあるの?
コートをかけるハンガーラックについ注目してしまいますが、実はそこにかけるハンガー選びもとても大切。
コートにあわないハンガーを使うと型くずれの原因に。コートをキレイを保ちたいなら、肩幅や大きさがあったハンガーを使うようにしましょう。
基本的には「コートの肩の形」に注目して選んでください。重くて型崩れのしやすいコートなら、重さが分散するように、肩の部分が厚い大きめのハンガーを使うようにします。
コートハンガーを使って使い勝手をよくしよう
サッと外に出たいときにコートハンガーはとても便利。わざわざクローゼットで選ぶ手間がはぶけ、ちょっとした買い物にすぐに出られます。
「デザイン」と「機能」のバランスを見て、自分たちなりのお気に入りのコートハンガーを選んでみてください。