キッチン家電の収納にどうも納得がいかなくてモヤモヤしていませんか?「おしゃれにスッキリできたらなぁ…」と思ってはいても、どうやったらいいのか分からないですよね。
そこで今回は、キッチンにある家電の収納アイデアをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
キッチン家電の収納アイデアは「使い勝手のよさ」が大事
電子レンジに炊飯器、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカーなど、キッチンに置く家電はさまざまな種類がありますね。
調理の用途に応じて買いそろえていると、いつの間にか収納場所よりも家電の方が多くなることもあると思います。特に、大きくてかさばる家電の収納は場所を取るので考えるのが大変。
魔法のような収納法がないものかとつい探してしまいますが、ただキレイに収納できるだけでは意味がありません。大切なのは使い勝手よく収納できることです。
毎日頻繁に使う家電を見栄え良くしまえても、出し入れが面倒であれば毎回ストレスを感じてしまうはずです。よく使うものは出しておき、ほとんど使わないものは棚に隠すと「メリハリ」がついて広々と使い勝手のいいキッチンになりますよ。
キッチン家電の収納アイデア!
まずは事前に調理家電を「よく使うもの」と「ほとんど使わないもの」の2つに分類しましょう。
「ほとんど使わないもの」は、戸棚の奥やパントリーなどに置き、「よく使うもの」だけでキッチン内での収納を考えていきます。
そのうえでどんな収納の考え方ができるのか、いくつかご紹介します。
上下に並べてまとめる
備え付けの棚やカウンターなどを使って、空間を縦に活用するアイデアです。棚の1段1段に家電を積むように収納していきましょう。
家電が1か所に集まっているので動線が短く、作業が楽になります。特に電子レンジやトースターなどは相性がよく、朝ごはんの準備がスムーズになりますよ。
横並びにする
調理に使う作業台に広めのスペースがあるなら家電を横に並べて収納するのもOK。高さもちょうどいいので手を伸ばしやすく使いやすいんです。
最近の家電はおしゃれなものも多いのでインテリアにもいいですね。キッチンカウンターに並べておくとおしゃれですよ。
移動させて使う
キッチン家電の収納は、「キッチンの外に収納する」のも手。キャスター付きのキッチンワゴンなどを活用すると移動式の収納になります。
ただ、都度コンセントを差す必要があるのがちょっと手間なので注意。毎日の家電ではなく、コーヒーメーカーなど週に何度か使う家電を収めるのにおすすめです。
キッチン家電の収納アイデアを考えるときの注意点は?
調理家電は熱を発するものが多くあります。
たとえば、炊飯器などの熱い蒸気が出るものは、蒸気をさえぎるように上に棚を置いて別の家電を乗せると、蒸気が棚にあたって傷める原因になります。
熱を発する家電はできるだけ周囲にものを置かないように意識して収納してくださいね。
また、家電を近くにかためて収納していると困るのが「電気の容量」です。タコ足でコンセントをつないでいると、いくつかを同時に使ったタイミングでブレイカーが落ちてしまうことも。
同時に使うのを極力控えるのと、個別スイッチかブレイカー機能を内蔵した電源タップを用意しておくと、家全体の電気が急に消えることを避けられます。
キッチン家電の収納に使えるアイデア商品は?
キッチン家電の収納に使える便利なアイテムはたくさん販売されています。
収納したい家電の大きさや数を先に把握しておくと選びやすいですよ。おうちのキッチンに合わせて考えてみてくださいね。
『キッチンラック』(DORIS)
いくつかの家電をひとまとめにして収納できるラックです。3段の棚板はそれぞれ手前に引っ張り出せるようになっています。下段に入れても手を伸ばしやすいので出し入れが楽ですよ。
『レンジ上ラック』(伸晃)
電子レンジ上の空間を収納に活用できるコの字型のラック。レンジの大きさに合わせて横幅を調整できるので、広げれば少し大きなものも乗せられます。
『レンジ上ラック』(山善)
レンジ上の収納スペースに置ける小型のラックで、スライド棚がついているのでラップなどの小物を収納すれば、温めのときにサッと取り出せますよ。
キッチンの家電は収納のアイデア次第で便利になる
キッチンは毎日の食事を作る場所。料理の幅が広がるごとに、必要になる家電もどんどんと増えていきますね。
キッチンの調理家電の収納は「使う頻度の高いものを出しておく」のがカギ。あまり使わないものはしまって隠すとスッキリしますよ。
収納は一度で決まるものではないので、便利になるように改善・改良をくわえて自分なりに使いやすい配置を考えてみてください。