キッチンがすぐに散らかってしまって困っていませんか?時間をとって整理しているのに、いつの間にか散らかってしまうので、あきらめてそのままにしているママは多いのではないでしょうか。
ここではキッチンの片付けのコツをご紹介します。基本的な考え方を学んで整理すると、時間が経っても散らかりにくくなりますよ。
キッチンは片付けても意味がない?
キッチンには調味料やキッチンツール、食器、洗剤、食品などモノがたくさんありますね。
そのため、一度取り出すと収納場所がほかのモノでうまっていたり、もともとどこに置いていたか分からなくなったりすることがあります。
キッチンをいくら片付けても、結局は散らかってしまう原因はここにあるんです。
片付けできるキッチンにするためには、「モノの定位置を決める」ことが大切。モノ1つ1つに定位置が決まれば、どこに置こうかと迷うことがなくなるので片付けしやすくなるんですよ。
次から片付けを進めながらうまく定位置を決めるためのコツをご紹介します。
キッチンを片付けるためのコツとは?
キッチンが片付かないと悩んでいる人は、まずモノをしまう定位置を、使う場所の近くにすることを心がけましょう。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、必要なときにサッと取り出せ、片付けも簡単と効果絶大なんですよ。
具体的にいま片付けに困っているアイテムを手元に用意し、次の2ステップで定位置を考えてみましょう。
① 使う頻度で分類する
片付けを進めるときはまず、しまいたいものをどれくらいの頻度で使うかを意識しましょう。
調理のときに「毎回使う」「週に3回は使う」「週の間では使わない」など3段階くらいで、どれに当てはまるか考えます。
② 収納を決める
あとはまとめたアイテムに収納場所を与えるだけ。よく使うものから順に決めていきます。
たとえば、おたまやフライ返しなど頻繁に使うキッチンツールはコンロの周りかその近くの引き出しに、ほとんど使わないマッシャーや泡立て器は食器棚の下段など少々奥まった場所にしまう、と決めていきます。
1つ1つに定位置を決めたら片付けは完了です。
キッチンの片付けをするときは場所別でひと工夫
「頻度で分ける→収納を決める」の手順を押さえたところで、もっと具体的に「どこに何を収納すると使いやすいのか」をご紹介します。
日々使うシーンを想像しながら、どこなら使いやすいか考えて取り入れてみてくださいね。
コンロ周り
コンロ周りに収納するのは調理器具や調味料など、料理に使う道具に絞ります。
毎回使うものをコンロ脇に並べ、あまり使わない調味料、キッチンツールは引き出しや棚のなかに収納しましょう。
シンク周り
洗い物をすることの多いシンク周りには、すぐ片付けられるように鍋やフライパンをしまうといいですよ。あとは水回りにかかせない掃除道具の収納にも使えます。
頻繁に使う鍋などは重みもあるのでまとめてシンク下に収納場所を作りましょう。あまり使わないものを奥の方に、頻繁に使うものを手前に並べると使いやすいです。
食器棚
食器棚は目線の高さが出し入れしやすい位置です。毎日使うお気に入りの食器類はその高さに収納します。
上段や下段にほとんど使わないものを振り分けていきます。割り箸などの軽くてあまり使わないものは上段、下段にはホットプレートなどたまに使う重いものを収納しましょう。
覚えておきたい
キッチンの片付けは「モノを減らす」とより簡単!
片付けを進めるなかでは、週に1回どころかほとんど使ったことのないアイテムに遭遇することもありますよね。
そうしたモノはいっそ処分するとスッキリして、ほかのモノを収納するスペースが広がるので、日々の片付けがはかどりますよ。
「年に1回も使わないもの」「なくても不自由しないもの」「賞味期限が切れたもの」と基準を決めて、1つ1ついる・いらないを判断していきましょう。
「定位置をつくる」とキッチンの片付けが簡単になる!
キッチンは毎日使う場所なだけに、片付けの手間も大きいですね。
一度本格的に収納を見直しておくとその後の片付けがぐっと楽になります。1つ1つ選んで定位置を作りましょう。サッと出し入れできれば散らからずにすみます。
キレイなキッチンを保てていると毎日の料理がもっとスムーズにできて心にゆとりももてますよ。