料理の盛り付けに使うお皿は、いつも使うもの・子ども用・来客用など、種類がたくさんあるのでどこにどう収納するのかついつい悩んでしまいますね。片付けてもなんだかスッキリしないのは、収納方法に問題があるのかも。
そこで今回は、見栄えも使い勝手もよくなるキッチンのお皿の収納方法についてご紹介します。
お皿を収納する4つのアイデア
お皿の収納法を考えるときは、まずどこにしまうか考えます。そして位置を決めたらどう並べるかを考えていきましょう。
使いやすいお皿の収納方法としては次の4つのパターンがあります。100均グッズなどすぐ手に入るものを使えばできるので、ぜひ取り入れてみてください。
① ディッシュスタンドに立てかける
ディッシュスタンドはお皿専用の収納グッズです。吊り戸棚や食器棚、スペースがあるなら卓上などに設置して皿を重ねることなく収納できます。
② コの字ラックで重ねる
コの字ラックの上下に皿を収納すれば高さをいかした収納が可能です。卓上に置くなら調味料など他のキッチン用品と合わせることで見せっぱなしにもできますよ。
③ ファイルボックスに立てる
ディッシュスタンドよりも、安定して立てられるのがファイルスタンドです。完全な仕切りができるので、収納しやすいことがポイントです。引き出しタイプの棚であれば、プラスチックケースも使えます。
④ 小さいお皿をカゴにまとめる
お茶碗やお椀、刺身皿など、収納しにくい小〜中のお皿はバスケットなどのカゴにまとめてしまいます。また、毎日の食卓で使うものは、同じバスケットに入れておくと、まとめて取り出して準備ができますよ。
お皿の収納に使えるおすすめのグッズは?
お皿の収納に使えるグッズはたくさん販売されているので、効率的に収納を進めたい人はぜひ取り入れてみてください。
購入前にサイズの確認だけ忘れないようにしましょう。
1.『ボヌールシリーズ 木製ディッシュスタンド 不二貿易』
木製でできた立てる収納のグッズです。応用すれば鍋のフタや料理中のレシピ本を立てることもできるので、1つあると使いまわせます。
- 税込価格
- 890円
2.『ディッシュラック ディッシュストレージ 山崎実業』
お皿を置いて余った空中スペースを有効活用できるアイテムです。高さのある棚に使って、下段に大きめのお皿、上段にそれよりも小さい皿をのせて上下で収納できます。
- 税込価格
- 1,296円
3.『キッチンストレージ ディッシュラック パール金属』
大・小の2個セットのコの字型のラックです。積み重ねて使えるので、高さのある収納棚を効率的に使いたいならこれがピッタリ。
- 税込価格
- 720円
4.『木目調コの字ラック プラスチック Like-it』
木製柄をしたプラスチック性のコの字ラックです。上下にお皿を収納すれば高さを活かした収納ができます。
- 税込価格
- 4,968円
5.『収納ケース ワイヤースタッキングラック』
安価で購入できるワイヤーラックです。コの字ラックの代わりとして活用できます。
- 税込価格
- 108円
6.『収納ボックス ファイルボックス 100均』
皿を立てて収納できるファイルボックスです。シンプルなホワイト色なのですっきりとした印象を与えられます。
- 税込価格
- 108円
7.『収納ボックス 100均 スチールワイヤーバスケット』
小皿の収納におすすめのワイヤーバスケットです。ワイヤーバスケットは皿以外の小物の収納にも使えたり、バスケット自身をいくつも重ねて収納できたりするので収納グッズをまとめ買いしたい方におすすめします。
- 税込価格
- 108円
お皿をスッキリ収納するための考え方
キッチンに備えつけの収納棚や購入したラックにお皿などの食器を並べているおうちが多いと思います。スペースが限られているだけにいかに工夫をこらすか頭を悩ませますね。
お皿をスッキリ収納するには次の4つのステップで考えるといいですよ。
お皿の数を整理する
まずは「普段遣いするお皿」と「1年以上使ってないお皿」を選別する。
使う頻度で選別する
次に、普段遣いするお皿を「よく使うお皿」と「あまり使わないお皿」に分ける。
どこに収納するか決める
食器棚やチェスト、キッチンの引き出しなど収納場所を決める。
しまい方を考える
最後に、収納場所にどうキレイに使いやすくしまうか方法を考える。
引き出物などでもらったものの、使っていないお皿はこの際捨てるか、リサイクルにまわしましょう。「選別」は収納の第一歩ですよ。
お皿の使い勝手を考えた収納場所の選び方
食器棚にしまうお皿は、とにかく「使いやすさ」を意識して収納するのが大切です。せっかくキレイにしても、使いにくく、並びを崩してしまうようでは苦労が台無しに。
次のポイントをおさえて、自分が使いやすいように位置決めをしてみてください。
中段にはよく使うお皿を
頻繁に使うお皿はできるだけ手に取りやすい中段がおすすめです。さらに、腰から目線の高さに収納できると使いやすさがアップします。奥にはそれなりに使う皿、手前に頻繁に使う皿を並べます。
あまり使わないお皿は上段か下段へ
あまり使わないお皿のなかでも、プラスチック製品など軽いものは棚の上段に、大きめのパーティー皿など重たいものは下段にしまいます。奥側には滅多に使わないものを入れましょう。
皿の上部には少し余裕をもたせる
お皿の収納は詰め込みすぎないことが大切です。ほかの食器にぶつかって取り出しにくくなり、割る原因にもなります。適度に余裕をもたせて収納しましょう。
同じ種類の皿は縦(奥)に並べる
同じお皿が家族分ある場合は、縦に並べて収納します。奥行のある棚は、奥にしまったお皿が取りにくく、一度手前のお皿をどかさなければなりません。しかし、縦に並べると、手前も奥も同じお皿なので、取り出しやすくなります。
お皿の収納はゆとりが大切
お皿の収納は枚数が多いだけにいかにスペースを有効に使うかが大切です。だからといって、きっちり収納してしまうとカチャカチャとぶつけて割れる原因になりかねません。
適度な余裕を確保しながら、さっと出せてさっとしまえる「使いやすい」収納を意識して見直してみましょう。