一人暮らしをしていても、思っている以上に電気代がかかっていまうことってありますよね。
今回は、電気代を節約したいと考えている一人暮らしの方に向けて、具体的な電気代の節約術をご紹介します。
そもそも一人暮らしの電気代ってどれくらい?
初めて一人暮らしをスタートした人ほど、そもそも電気代っていくらくらいが妥当なのか、自分の電気代は平均と比べて高いのかどうか、気になったりしますよね。
総務省によると、2019年の単身世帯(一人暮らし)の電気代は年間約5.7万円となっています。つまり1ヶ月あたりでいうと4,700円ほど。
もちろん、最近増えているリモートワークのように、1日中家にいて家電を使う機会が多い人は平均よりも高くなるかもしれません。
どれだけ節約できるかのポイントは、電気使用量の大きい家電の使い方によって大きく変わってきます。まずは電気代が高くなりやすい家電を把握しておきましょう。
一人暮らしの電気代の節約|電気の使用量が多いのは?
日本エネルギー経済研究所によると、数ある家電の中でもっとも電気代がかかるといわれているのはなんと冷蔵庫。そのあとに「照明器具」「テレビ」「エアコン」「電気便座」と続きます。
このように電気代のかかる家電ごとに節約方法があるのでそれぞれについて紹介していきます。
一人暮らしの電気代の節約|電気の使用量1位は「冷蔵庫」
家電の中で最も多くの電気代を使うとされる冷蔵庫。実際の金額でいうと、冷蔵庫にかかる電気代は月間1,500〜1600円ほどになります。思っていたよりも金額が大きいうえ、電気量をコントロールしている自覚のない人がほとんどではないでしょうか。
冷蔵庫の電気代を節約する1番の方法は、発売されてから10年以上たっている場合は買い換えることです。なぜなら10年以上前の冷蔵庫は最新の冷蔵庫の約2倍電気代がかかると言われているからです。
また、冷蔵庫は中にはいっているものの温度を下げるときに電力を多く使用します。扉の開閉が多いと冷気が外にでて庫内の温度が上がるため、再び冷やすために電力を使います。できるだけ開け閉めの回数を減らすことも電気代の節約に繋がりますよ。同様の理由で、温かいままの食べ物を冷蔵庫に入れることも避けるようにしましょう。
一人暮らしの電気代の節約|電球などの照明器具
冷蔵庫の次に電気使用量が多いといわれているのが「照明」です。特に電球からLEDランプに変えると、電気代は約85%も省エネになり、さらに約40倍長持ちすると言われています。
照明器具に関しては、賃貸であろうが一戸建てであろうが自分自身で付け替えが可能です。電球を使っている方はこれを機にLEDランプに変えてみてはいかがでしょうか?
また、使わない部屋の電気をつけっぱなしにしないようにすることも大切です。トイレなど長時間居ることの少ない場所の照明には、赤外線で人体の存在を認識する「人感センサー」を内蔵した照明を使用するという手もありますよ。
一人暮らしの電気代を節約して無駄な支出を減らそう!
今回は、一人暮らしでかかる電気代のうち、多くの割合を占めるものついて簡単に紹介しました。一ヶ月あたりの平均額も紹介したので、電気代を見直すきっかけになったかもしれませんね。
電気代は、少し意識を変えるだけでも節約できるものです。無駄な支出があればどんどん節約していってくださいね。