ムートンブーツの洗い方｜汚れをエマールで洗濯できる？

温かくてかわいらしい雰囲気が魅力のムートンブーツですが、きちんと洗ってあげていますか？ヘビーに使ったあと、そのまま来年までしまっているというママもいるのではないでしょうか。

ケアがむずかしそうなムートンブーツですが、きちんと洗ってあげればキレイな状態をキープできますよ。

今回はムートンブーツの洗い方を紹介するので、片付ける前にしっかりと汚れを落としてあげてくださいね。

ムートンブーツは洗濯できるの？

ムートンブーツは起毛加工がされたブーツなのでケアがむずかしそうですが、本物の革が使われたブーツでなければおうちで簡単に洗えます。

樹脂や人工皮革から作られていることが多いので、ほとんど洗えると考えて問題ありません。ただ、なかには本物の革を使ったムートンブーツもあるので、洗う前にタグを確認しておきましょう。

本物の革を使ったムートンブーツだったときは自分でどうにかしようとせず、クリーニングに出すことをおすすめします。

ムートンブーツの洗濯に必要なものは？

必須

『エマール』などの中性洗剤

柔軟剤

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不要なタオル2枚

バケツか洗面器

ムートンブーツは洗えるとはいえ、デリケートなことには変わりありません。ウールの洋服などを洗うときに使う、エマールなどの「おしゃれ着用洗剤」を用意しましょう。おしゃれ着用洗剤はほとんどが中性洗剤で、衣類にダメージが少ないというメリットがあります。

外側についた雨や泥のシミを落とすためのやわらかいスポンジやブラシ、風合いを保ちながら仕上げるための柔軟剤やタオルをそろえたら準備完了です。

ムートンブーツの洗い方は？

ムートンブーツの洗い方は「洗浄液に浸して汚れをゆるませ、やさしくこすり洗いする」だけ。中性洗剤であれば生地を傷めることもなく、汚れだけをスッキリ落とせます。

ムートンブーツは分厚くて乾きにくいのですが、日差しの当たる場所に干すと色落ちなどの原因になることがあるので、日陰でゆっくり乾かしましょう。

ムートンブーツの洗い方のコツは？

ムートンブーツを洗濯するときは、次の3つのポイントを意識すると仕上がりをよくできます。

やさしく洗う

ブーツは型崩れしやすいので、力をこめずにやさしく洗うのがポイント。汚れが落ちにくかったら洗浄液に浸して15分ほど時間をおいて洗剤をしみこませましょう。

洗剤が汚れを浮かしてくれるので、洗い流しやすくなります。

干す前に拭いて整える

脱水が終わったら干す前にタオルなどで形を整えながら拭きましょう。手で拭いて表面の水分をある程度取っておくと、色ムラなどのトラブルを防げます。

タオルに染料がつくことがあるので、捨てる前のものや新品の雑巾を使うといいですよ。

風通しのいい場所に干す

ムートンブーツはかなり乾きにくいアイテムのひとつ。風通しのいい場所を選んで干しましょう。

早く乾かすには、下に新聞紙をおいて湿気を吸収させたり、暖房の風が当たる場所に干すといいですよ。

ムートンブーツを洗濯する手間を省くには？

ムートンブーツを手洗いするのはそれなりに手間がかかるので、頻繁に洗うのは大変ですよね。洗濯の頻度を減らすためにも、ふだんからのお手入れが大切です。

1日履いたあとで、次の3点を意識してお手入れしてあげてください。

汚れはすぐ拭き取る

1日の終りに、ムートンブーツについた砂や泥、雨などの目につく汚れは、その日のうちに拭き取っておきます。汚れは時間がたつと定着して落としにくくなりますが、ついてすぐなら簡単に落ちるのでサッと拭き取っちゃいましょう。

履いたあとは干す

一度履いた靴は足からの汗や外の湿気を吸って湿っています。湿った状態では雑菌が繁殖しやすくなるので、脱いだらすぐしまわずに半日以上は干すようにしましょう。

毛並みが乱れていたら干す前に軽くブラッシングしておくとよりキレイに仕上がりますよ。

消臭する

『ファブリーズ』などの衣類用消臭スプレーの多くは除菌効果があります。ムートンブーツに潜む雑菌を退治してくれるので定期的にスプレーしておくと内側の汚れを防げます。

ムートンブーツを洗濯して来年も快適に

ムートンブーツは寒い冬に欠かせないアイテム。

高価なものも多いので大切に使いたいですね。洗うのは意外と簡単で「中性洗剤とスポンジでこすり洗いするだけ」。コツをしっかりおさえて洗ってあげれば新品同様の洗い上がりになります。

洗い方をマスターしておけば来年も同じようにまた履けますね。