シャキッとした歯応えがクセになる「レンコン」。栄養価も高く料理に盛り込みたい野菜ですが、空気に触れると変色するため、賞味期限が心配になりますよね。

そこで今回は、レンコンの賞味期限や日持ちさせる方法についてご紹介します。

レンコンの日持ち|賞味期限はどれくらい?

レンコン 保存 蓮根 れんこん

レンコンは生鮮食品なので、厳密には賞味期限というものは定められていません。

保存期間の目安は、常温だと2〜3日ほどと短いのが特徴。とくに夏場は高温によってさらに日持ちが短くなるので、基本的には冷蔵室に入れての保存がおすすめですよ。

正しいやり方で冷蔵室へ入れておけば、丸ごとであれば1週間ほど、カットしたものは4〜5日ほど日持ちします。切り口は空気に触れと劣化するので、すぐに食べない場合は丸ごと保存してくださいね。

ただし、ニオイや見た目に違和感があるときなどは、保存期間に関わらず食べるのを控えるようにしましょう。ちなみに次のようなときは傷んでいるので、注意してくださいね。

・カビが生えている
・カットすると茶色や黒に変色している
・表面にヌメリがある
・レンコンを触ると柔らかい …など

レンコンの日持ち|長く保存するコツは?

レンコンの日持ちをより長くしたいときは、次を試してみましょう。

乾燥の対策をする

新聞紙をグシャグシャに丸める

レンコンは乾燥が苦手な食材です。そのため、レンコンを保存するときは、新聞紙で包んで水分を保てるようにしてあげるのがポイントです。

立てて保存

レンコン 保存 蓮根 れんこん

レンコンをはじめ多くの野菜類は、自然に近い形で保存した方がおいしく保存できると言われています。地面に対して縦に成長するレンコンは、立てて保存するのが望ましいですよ。

泥付きの場合は洗わずに保存する

蓮根 れんこん レンコン 泥付き

丸ごと1本で販売されているレンコンは、土や泥が付いたままの状態が多いです。きれいに洗い落としたくなるかもしれませんが、実は泥付きのままで保存したほうが風味をキープでき長持ちするんですよ。

レンコンの日持ち|もっと長持ちさせたいなら冷凍か乾燥!

冷凍する

レンコン 保存 蓮根 れんこん

冷凍室で正しく保存すれば、レンコンは1ヶ月ほど日持ちさせることも可能。加熱処理をしてから冷凍するのがおすすめです。

まずは皮を剥いて輪切りなどの使いやすい大きさにカットし、軽く茹でて粗熱を取ります。

冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば完了。炒めたり焼いたりする料理の場合は、凍ったまま使えるので便利ですよ。

干しレンコンにする

レンコン 保存 蓮根 れんこん

日持ちを長くしたいなら、乾燥させるのもおすすめ。レンコンを洗って水気を拭き取ったら、ザルに並べて2日ほど干しましょう。皮付きでもOKです。

これで1ヶ月は日持ちしますよ。干したレンコンを水で戻せば、炒め物から煮物まで幅広く楽しめます。

レンコンの日持ち|新鮮なものを選ぶのも大切

レンコン 保存 野菜

レンコンの日持ちをよくするには、新鮮なものを選ぶのも大切です。

ふっくらと丸みがあって肉厚[bold_end]か、皮は薄茶でみずみずしいか、切り口や穴が変色していないかなどをチェックするといいですよ。

レンコンは正しく保存しておいしく日持ちさせよう

レンコン 保存 蓮根 れんこん

レンコンは乾燥や光に弱いため、日持ちさせるには適切なやり方で保存する必要があります。

新鮮な状態をキープできておいしく食べれるので、ぜひこの機会にレンコンを長持ちさせる方法を覚えてくださいね。