調理方法によってシャキシャキ感やホクホク感が味わえる「レンコン」。和食を中心にいろいろな料理に使われますよね。余らせずに使い切りたいですが、冷蔵室に入れておいたら気づけばカビが生えていた…なんてことも。
そこで今回は、レンコンを長持ちさせるためにはどんな方法があるのか、保存方法をご紹介します。
もくじ
レンコンの保存方法|どれが正しい?保存期間は?
レンコンの保存方法には、「常温保存」「冷蔵保存」「冷凍保存」の3通りあります。
常温保存だと2〜3日日持ちしますが、夏場などの高温など傷みやすくなるので、基本的には冷蔵保存が安心ですよ。日持ちも1週間と長くなります。ただしカットしたレンコンは乾燥しやすく、賞味期限も4〜5日と短くなるので注意が必要です。
長い期間保存したいなら冷凍保存がおすすめ。1ヶ月と保存期間も長くなります。
レンコンの保存方法|① 常温保存のやり方
気温が15度以下の涼しい時期であれば、常温保存ができます。1つずつ新聞紙で包んで、室内の風通しのいい冷暗所で立てて保存しましょう。
レンコンはもともと泥土の中で育つため、直射日光が苦手です。また空気に触れると乾燥しやすくなるため、新聞紙で包んで乾燥を防いであげるのが大切ですよ。レンコンに泥土が付いている場合は、洗わずにそのまま新聞紙で包んでくださいね。
ただしレンコンをカットした状態で常温保存するのはNG。一度カットしたら、冷蔵か冷凍するようにしましょう。
レンコンの保存方法|② 冷蔵保存のやり方
冷蔵保存するには、「丸ごと保存する方法」「1/2カットなどにして保存する方法」「酢水に付けて保存する方法」の3通りがあります。用途にあわせて使い分けてくださいね。
丸ごと保存する方法
丸ごと保存する方法は、常温保存とほとんど同じ。新聞紙で包んだらポリ袋に入れ、袋の口を軽く閉じてから立てて保存しましょう。冷蔵庫に入れるときも泥付きのままにすれば、より日持ちしやすいですよ。
1/2カットなどにしてから保存する方法
大きめにカットしたものは、塩水につけて水気を拭き取り、切り口が乾燥しないようにラップをぴっちりとかけてから保存します。空気が入らないようにていねいに包んでくださいね。
レンコンの保存方法|③ 冷凍保存のやり方
冷凍する際は、切って火を通してから凍らせるのがおすすめです。
まずレンコンの皮を剥き、乱切りや半月切り、乱切りなどにして軽く茹で、ザルにあげて冷やします。
粗熱が取れたら、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
炒めるなどの加熱調理をするときは、解凍せずに調理できるので便利ですよ。サラダなどでそのまま食べるときは、前日に冷蔵室に移して自然解凍してから使用してくださいね。
レンコンの保存方法|腐るとどうなる?
この記事で紹介したレンコンの保存期間は、あくまで目安です。正しく保存していなければ、もっと早く傷んでしまうことも。
レンコンが次のような状態になっていたら、傷んでいる可能性があります。たとえ保存期間内であっても、食べるのは控えるようにしてくださいね。
・カットすると茶色や黒に変色している
・表面にヌメリがある
・レンコンを触ると柔らかい …など
レンコンの保存方法|長期保存したいなら新鮮なものを選ぼう
レンコンは、新鮮なうちに保存すればおいしい状態で長持ちします。
新鮮でおいしいレンコンは、下記のような特徴があります。スーパーなどで選ぶ際はチェックしてみてくださいね。
・皮は薄茶色でみずみずしい(泥付きでない場合)
・切り口が変色していない
レンコンの使用方法にあわせて保存しよう!
レンコンはいろいろな料理に使える食材なので、適切な方法でおいしく保存したいですね。丸ごとかカットしてあるかで保存方法が変わるので、ぜひこの機会にやり方を覚えてみてください。