つっぱり棒を収納に活用したいと思っても、「どうやったらいいのかよくわからない…」「収納術にはどんなアイデアがあるんだろう…」と疑問は尽きませんね。
今回はつっぱり棒を活かした収納術をご紹介。棚や間仕切りなどの代わりにつっぱり棒を使う収納アイデアを参考にしてくださいね。
つっぱり棒は収納でどうやって使う?
つっぱり棒は家のなかに眠っているモノとモノの「隙間」を活かせる便利グッズです。具体的にどんな使い方ができるのか、ここでいくつかご紹介します。
すき間にかけて収納に
もっとも一般的なのがこの方法。棚と壁の間など、ちょっとしたすき間にかければ即席の収納場所ができます。フックなどを使って吊る収納にしたり、2本かければ棚板として上にモノを置いたりもできます。
引き出しの仕切りに
引き出しのなかでつっぱって、仕切りとして使う方法もあります。洋服がごちゃごちゃになってしまうクローゼットの引き出し収納など、ジャンルごとまとめておきたい引き出しに仕切りがつくれます。
カーテンをかけて目隠しに
つっぱり棒は収納だけでなく、目隠しにも使えます。生活感の出やすいリビングの棚などにつっぱり棒を設置し、カーテンとなる布をかけておけば簡単に目隠しになります。
つっぱり棒を使った収納はどこで使える?
つっぱり棒は工夫すればおうちのどこでも使えます。「隙間」があったら、つっぱり棒が使えないか考えてみてください。
ここでは「トイレ」「クローゼット・押入れ」「キッチン」「リビング」「下駄箱」での収納のアイデアと、使えるおすすめのアイテムを合わせてご紹介します。
トイレでのつっぱり棒収納のアイデアは?
収納スペースがないように思えるトイレでは、タンクの上がデッドスペースになっていることも。タンクの上にはつっぱり棒をかけてあげれば収納棚を増やせますよ。
『強力タイプの突っ張り棚』(平安伸銅工業)
トイレのタンクの上にかけて収納場所を増やせるつっぱり棚です。30kgもの荷重にも耐えられるので掃除道具やトイレットペーパーなどのトイレアイテムをまとめて収納しても安心です。
クローゼットや押入れでのつっぱり棒収納のアイデアは?
クローゼットや押し入れの収納で困るのが、洋服を吊るす場所がないこと。クローゼットや押入れに特化したつっぱり棒を使えば、洋服の収納を増やせるんです。
『強力支え棒 ホワイト』(平安伸銅工業)
T字になっていて、真ん中で支えて落ちないような工夫がされているのが「強力支え棒」です。支えの棒は伸縮自在でクローゼットにも押し入れにも使えます。
キッチンでのつっぱり棒収納のアイデアは?
キッチンで散らかってしまうのが、キッチンツールや鍋などの料理道具ですね。キッチンでつっぱり棒を使ってスッキリと収納をまとめるなら「突っ張り棚」というアイテムがおすすめです。
『つっぱり棚2段 』(田窪工業所)
棚板は縦にも取り付けられるのでフックをかければコンロ周りの収納にぴったり。つっぱり支柱なのでキッチンにキズを残さないのもうれしいポイント。
リビングでのつっぱり棒収納のアイデアは?
リビングでは、とりあえず脱いだ服が散らかって毎度の片付けが面倒ですね。そんな悩みもつっぱり棒で解消できますよ。
『ツッパリポールハンガー』(不二貿易)
脱いだ上着が散らかって困っているならこのアイテムがオススメ。床と天井でつっぱるので収納場所にも困りません。玄関先において収納するのもいいですね。
『突っ張りパーテーション』(山善)
床と天井でつっぱるタイプの収納アイテムです。ワイヤーネットがついていて、面全体で収納できます。壁際で収納できるのでスペースを取らないのもうれしいですね。
下駄箱でのつっぱり棒収納のアイデアは?
靴がいっぱいあって下駄箱には収まらない、というおうちでもつっぱり棒を使いましょう。下駄箱で使うのは100均などのつっぱり棒で大丈夫。棚のなかで2本つっぱらせれば棚板が増やせて2段の収納ができます。
ヒールなどの高さのある靴には、かかとの部分にかかるように1本かければ1足を重ねて収納できます。
ゆるくなって落ちるつっぱり棒に注意!
つっぱり棒でつくった収納スペースは、重力で使っているうちに少しずつずれて、落ちてくるかもしれません。
掃除のときなど、定期的にゆるくなっていないかを確認しておきましょう。
また100均などでも突っ張り棒は手に入りますが、重いものは支えられないこともあります。そのため、重量があるものを収納したいときは安全のためにもしっかりした作りのつっぱり棒を選びましょう。
つっぱり棒収納の活用はアイデア次第
すき間にかけるだけに思えるようなつっぱり棒収納ですが、意外と奥の深いものです。つっぱり棒と一言にいってもいろんな種類があるので、場所にあわせて使い分けてみてくださいね。
つっぱり棒ならすき間も収納に活用できて、アイデア次第でおうちの中がスッキリしますよ。