玄関には靴や傘だけではなく、鍵や印鑑、子供の外遊びのおもちゃ、庭の手入れ用品など、いろいろなモノが散乱していますよね。特に小物が多いと散らかって見えて、どうにかしたいですね。
そこで今回は玄関の小物をスッキリ収納する方法をご紹介します。
玄関の小物収納は「整理」から始める
玄関で使ったものは、「とりあえずここに…」とつい置きっぱなしになりがち。この「とりあえず収納」を繰り返しているうちにどんどんと玄関に小物が増えていきます。
宅配便を受け取るときに使ったボールペン、溜め込んだ郵便物、子供のおもちゃなどは玄関が雑多に見える原因になります。
玄関をスッキリ見せるためには必要以上にモノを置きすぎないことが大切。収納を見直すときはまず、玄関に必要のないモノを部屋に戻しましょう。そして、改めて玄関に収納しておくと便利なものが何かを見直して、置くものは最低限にするのがポイントです。
玄関の小物収納の考え方は?
置いておくものが決まったら、それぞれを「置く」と「かける」の2通りの収納法でアイテムごとの指定席をつくってあげます。
置く収納は、トレイやお皿などを使って小物をひとまとめにするやり方です。一方で、かける収納はフックなどを使って小物を吊るして管理する方法です。
それぞれ特徴が異なるので、次から具体的に「どこに何を置いたらいいのか」それぞれの収納法のアイデアをご紹介します。
【玄関小物の収納法①】置く収納のアイデアは?
置く収納は、水平な面があればどこでも収納場所にできるのがメリット。下駄箱の上はもちろん、出窓や床の上でもちょっとした収納にできます。
「鍵やハンカチなどの身支度用品」「日焼け止めなどの化粧品」といったようにジャンルごとにまとめるのに向いています。おうちにあるもので手軽に取り入れられるので、手始めにやってみるのもいいですね。
下駄箱上にトレイを置く
手軽でイメージしやすいのが、下駄箱や収納棚の天面にトレイなどを置く方法です。手の届きやすい高さにつくれるので、出かけるときに持つ鍵やハンカチ、ポケットティッシュなどをまとめて収納すると忘れ物が減らせます。
床にかごを置く
靴を脱いだ場所のすぐそばにかごを置くと、「とりあえず収納」のスペースが作れます。DMなどの郵便物を溜めておき、いっぱいになったら整理すると手間がかかりません。大きめのかごを置いて、子供のランドセル置き場にすることもできます。
【玄関小物の収納法②】かける収納のアイデアは?
かける収納は、壁などにコンパクトに収まるのが特徴。スペースのない場所でも収納に早変わりします。置く収納ほど多くのものを収納できませんが、出かけるときに必ず手にする小物を収納するのにぴったりですよ。
壁にフックをつける
ピンで留めるタイプのフックを使えば、壁に簡単にフックがつけられます。自由な位置に収納場所をつくれるので、毎日使う鍵などの収納にぴったり。
扉裏に隠す
下駄箱などの扉の裏に粘着シール式のフックを取りつけると、隠して収納ができます。掃除用のほうきなど生活感の出やすいアイテムを隠して、玄関をスッキリ見せましょう。
玄関小物の収納をおしゃれに見せるコツ
玄関の収納は、置くものを最低限に絞ってあるだけでも十分スッキリ見せられますが、さらにひと工夫加えるともっとおしゃれになります。
ポイントはアイテムのカラーやテイストを統一すること。
ナチュラル系に仕上げたい場合は木のかごや木目調のフック、レトロな雰囲気に仕上げたい場合はブリキ缶やガラスビン、といったようにテーマに沿ってアイテム選びをすると一体感が出てスッキリ見えます。
収納を見直すときはまずどんな雰囲気にしたいかを考えておくと、満足行く仕上がりになりますよ。
玄関の小物をスッキリ収納できるアイテムは?
玄関の小物はトレイやフックなど、100均グッズでも簡単に収納できますが、専用の収納グッズを活用するともっとおしゃれになります。
一部をご紹介するので参考に選んでみてくださいね。
『ホルダー付きマグネットキーフック』(山崎実業)
玄関ドアが金属製の場合におすすめなのが、マグネット収納ラックです。フックとトレイがついているので玄関先で必要になるアイテムをひとまとめに収納できるのがポイント。木目調なのでインテリアにも合わせやすいのがうれしいですね。
『木製トレー 小物入れ』(craft conference room)
玄関にぴったりなサイズのアカシア製の小物トレイです。ナチュラルな雰囲気でインテリアにもなじみます。身につけていたものの定位置として玄関に用意しておくことで、忘れ物・探し物の防止にも役立ちますよ。
玄関小物の収納を決めて、キレイな状態をつくろう
玄関に置きたいものは生活のなかでどんどんと増えていってしまうものです。玄関小物の収納のコツは「整理して指定席を決める」こと。
指定席がしっかり決まっていれば、整った状態になります。指定席以外の場所に物を置かないようにすれば、余計なものを置きっぱなしにしてしまうことも少なくなります。置く収納とかける収納を使い分けて、散らかりにくいキレイな玄関を実現しましょう。