冷凍庫のなかは冷凍食品や残り物などでごちゃついているおうちも多いではないでしょうか?賞味期限が切れた冷凍食品が出てきた…なんて経験は一度や二度ではないはず。普段あまり整理しない場所だからこそ、食材がムダにならないよう使いやすく収納したいですね。
今回は、冷凍庫の中をスッキリ収納するアイデアや便利なグッズなどをあわせて紹介します。
冷凍庫の収納の基本は?
冷凍庫の使い方を確認しておきましょう。食材を冷凍するときのポイントは次の3つです。
① 鮮度のいいうちに冷凍する
② 空気をしっかり抜ききる
③ できるだけ薄く形を整える
肉や魚は、販売されているときのプラスチックトレイのまま冷凍するのではなく、一度袋などに移し替えるのが大切。トレイのままだと空気が入った状態なので、冷凍焼けしやすくなるので注意してください。
冷凍庫は上下2段になっていることが多く、上段の金属トレイ部分は冷凍スペードが早いので「これから冷凍させる食材」を、下段は「すでに冷凍したもの」を並べていきます。
冷凍庫の収納アイデアは?
冷凍庫の収納方法にはいろいろなアイデアがあります。ここでは100均などで手に入るアイテムを活用した収納アイデアを活用事例とあわせて紹介します。
ボックス収納
収納アイテムとして便利なボックスを活用します。プラスシックや樹脂製のケースに並べて食材を入れると冷凍庫のなかが整理されます。
タッパー収納
料理の残りや弁当用のおかず、作り置きなどはタッパーに入れてから冷凍庫にいれます。こうすることで、サイズがそろってムダな空きスペースがなくなります。
ブックエンドで立てる
ジップロックなどの袋での収納は自立しなくてパタパタと倒れてしまい、冷凍庫がごちゃごちゃする原因になります。ブックエンドなどで袋を支えれば、立ててスッキリ収納できますね。
冷凍庫の収納に使える便利グッズは?
冷凍庫の収納は専用のグッズがたくさん販売されています。これらを使えば見栄えもよくなりますよ。
1.『イージージッパー Mサイズ 30枚入 ジップロック』
冷凍庫の収納に欠かせないジップロック。余った食材などを入れて凍らせて、レンジ解凍もそのままできる優れものです。しまった日付などを記入しておくとどれから使えばいいか忘れずにすみます。
- 税込価格
- 467円
2.『冷凍庫スタンド スライド式 仕切り5枚 Like-it』
冷凍食品やジップロックなどに入った食材を立てて収納できるスタンドです。立てた収納は上から見たときに、どこに何があるかわかりやすく、取り出しやすいです。
- 税込価格
- 528円
『食品 収納 ラック interDesign 4』
冷凍庫の収納にはボックス収納でまとまりを作るのも大切。食材ごとにボックスを分けるとスッキリします。
- 税込価格
- 1,268円
冷凍庫の収納のポイントは?
冷凍庫の収納を見直せば、「賞味期限・消費期限を把握」できて、「食材のムダをなくす」ことにつながります。収納の目的は、見栄えをキレイにすることではなく、冷凍庫のなかのものをしっかり活用できるようにすることにあります。
冷凍庫には肉や魚、ゆで野菜、作り置き、パンなど何でもしまっておけるので、つい詰め込みすぎてしまいますが、中身が見えなくなってずっと入りっぱなしになることも少なくありません。
「食材をムダにしない」を意識しながら、冷凍庫の収納を進めていきましょう。
冷凍庫を収納したら、整理を維持!
冷凍庫の収納がうまくいったら、あとは維持・管理です。せっかくキレイにしまったので、それを長続きさせて捨てる食材を出さないようにしたいですね。
冷凍庫のなかにギュウギュウにつめこむのではなく、定期的に使い切って空っぽにする習慣をつけましょう。冷凍保存とはいえ、食品の鮮度は4週間ほどで落ちてくるといわれているので、早めに使うよう意識してください。
定期的に冷凍庫をリセットし、その際に軽く拭き掃除をすればいつまでもキレイな状態を保つことができますよ。
冷凍庫の収納を上手にしてムダのない調理を
普段なかなか整理することのない冷凍庫ですが、きちんと整理すれば家族みんながキレイに使う習慣がつきます。
食材を詰め込みすぎると冷えにくくなって電力も余計に消費してしまうので、どんどん冷凍庫に入れるのではなく、必要な分を必要なタイミングで入れるように心がけてください。