みなさんは、スーツやコートなどの洗いづらい服のケアってどうしてますか？毎日着ることもあるので、なかなかお手入れできませんよね。
そんなときは洋服用のブラシを使ってみてください。手軽に使用できて、繊維に入った汚れもかき出すので、洋服をキレイに保てますよ。
今回は、お手入れのむずかしい服にも使える、洋服用ブラシを紹介します。
洋服用のブラシって便利なの？
洋服用ブラシは、衣類を払うようにして使うお手軽ケアアイテム。服の繊維の奥に入ったホコリやチリをやさしく取り除いて、カビや虫食いも防ぎ、清潔に保てるんです。
またブラッシングすると空気が通ってふわっとした質感になって、繊維の流れが整うので毛玉を防ぎ、衣類の光沢も戻りますよ。
洋服を見た目よく清潔に長持ちさせるには欠かせないので、ぜひこの機会に洋服用のブラシを使ってみてくださいね。
洋服用ブラシ選びのポイント
洋服をラクにお手入れできるブラシですが、選ぶときはどこに注目するといいのでしょうか？
以下2点をチェックしてみてくださいね。
毛の素材
洋服ブラシには化学繊維や動物の毛を使用していますが、天然の動物毛を使ったタイプがおすすめです。ホコリは静電気が原因でつきやすくなりますが、天然繊維なら静電気が発生しにくい特性があります。
また動物の毛のなかでも「馬毛」と「豚毛」がおすすめです。それぞれ特徴をまとめたので、以下を参考にしながらブラッシングしたい衣類にあわせて選んでくださいね。
やわらかくしなやかな毛質が特徴。衣類にやさしくあたるので、カシミヤやアンゴラなどのデリケートな素材にもぴったりです。いろいろな素材の生地に使用したいなら、馬毛を選ぶと失敗しにくいですよ。
●豚毛かためでほどよい張りとコシがあり、目がこまかく詰まったスーツなどでもしっかり汚れを落とします。スエードなどの起毛革にも効果的です。白豚・黒豚と種類がありますが、白豚のほうがやわらかい傾向があります。
サイズ
洋服用ブラシには、持ち運びに適したサイズのタイプもあります。
旅行先や出張先でも使用したい人は、カバンのなかでジャマにならないサイズかもチェックしましょう。
また普段使うタイプも、握りやすいサイズのほうが扱いやすいので、幅や持ち手の長さなどを確認して使い勝手のよいタイプを選んでくださいね。
洋服用ブラシのおすすめ（馬毛）
1.『高級馬毛 ベーシックタイプ』
毛先が密集するように植毛された洋服用ブラシ。ブラッシングしたときにあたる面積が広くなり、短い時間で洋服全体のホコリを払えます。重量も80gと軽量で、長時間使っても疲れにくいです。
・しっかり密集したちょうどいい硬さの毛と、手になじみやすい天然木で気に入っています。
- 税込価格
- 3,000円
- サイズ
- 21 × 5.5 × 5cm
2.『洋服ブラシ カシミヤ』
カシミヤなどのデリケート素材にもやさしくあたる馬毛製洋服ブラシ。柄には木目のキレイなコクタンを使用していて、シンプルで高級感のあるデザインはインテリアにもマッチしやすいですよ。
・カシミヤのセーターに使いました。そっとなでるだけで毛玉がキレイになくなります。
- 税込価格
- 10,800円
- サイズ
- 長さ28cm
3.『洋服ブラシ（小）』
イギリスの老舗ブランドが作った洋服ブラシ。毛の材質は、天然馬毛と殺菌効果のある銅イオンを含んだ繊維のミックスです。柄の先には、フックなどにかけやすいヒモがついているのもうれしいですね。
・天然毛100パーセントではありませんが、静電気が発生しません。
- 税込価格
- 3,564円
- サイズ
- 6.7 × 25 × 5.1cm
4.『ルボウ 馬毛ブラシ』
ほどよくそった四角いボディがおしゃれな馬毛ブラシ。日本人の手になじみやすいサイズで、側面にはに握りやすいよう凸凹にカットされています。洋服だけでなく、靴のお手入れにも適したアイテムです。
・木の側面にほどよく傾斜があり、持ちやすいです。使いやすくて気に入ってます。
- 税込価格
- 900円
- サイズ
- 13.5 × 4.5cm
5.『携帯用洋服ブラシ』
柄の部分が折りたためる、小型タイプの洋服ブラシ。カバンのなかでもジャマにならないサイズですが、ブラッシングしやすい形です。銅イオンを含んでいて、殺菌効果もありますよ。
・粘着クリーナーでは取れなかったイヌの毛が、スッキリキレイに取れました。
- 税込価格
- 594円
- サイズ
- 1.4 × 2.2 × 18.6cm
洋服用ブラシのおすすめ（豚毛タイプ）
6.『ジービーケント カシミヤ&ウールケア 洋服ブラシ』
中心には黒豚毛、周りには白豚毛でできた洋服用ブラシ。木製の柄の色味もうつくしく、高級感があります。28センチと大きめなので、効率よくブラッシングできますよ。
・ホコリもよく取れるし、ちょうどいい大きさで使いやすいです。
- 税込価格
- 9,180円
- サイズ
- 28 × 5.4cm
7.『マーナ 洋服ブラシ』
手にフィットしやすい持ち手の洋服ブラシ。先が細めで、こまかい場所もていねいにブラッシングできる形です。サイズも大きすぎないので、収納場所も取りません。
・ムートンの毛を整えられて、ホコリもしっかり取れました。
- 税込価格
- 1,000円
- サイズ
- 24 × 4.5 × 4cm
8.『きもの用 和装ブラシ』
洗濯しづらい和服にもぴったりなブラシがあります。豚毛を100パーセント使用しており、ほどよくコシがある毛で、着物のホコリをしっかり払います。柄はブナ材で、割れにくいのもうれしいですね。
・上品な見た目がいいです。これのおかげで着物のお手入れに気合が入ります。
- 税込価格
- 2,592円
- サイズ
- 24.5 × 3.5cm
9.『テイラー オブ オールドボンドストリート 豚毛高級ブラシ』
天然木の持ち手にあるロゴのワンポイントがおしゃれな洋服用ブラシ。高級感のある見た目で、そのまま玄関などに置いても雰囲気を損ないません。手に握りやすいサイズで、ブラシ面に均等に力が加わりやすいデザインです。
・軽くなでるだけでホコリがしっかり取れます。やさしくケアできるので生地にもよさそうです。
- 税込価格
- 9,504円
- サイズ
- 17.5 × 5 × 4cm
10.『携帯用洋服ブラシ』
ポケットにも収まるくらいの、コンパクトな洋服ブラシ。汚れが気になるときにサッと使えて便利です。持ち手がコクタンで高級感があるデザインなのもうれしいポイント。
・コンパクトなので、職場や出張先でも使えます。胸ポケットに入れてもかさばりません。
- 税込価格
- 2,700円
- サイズ
- 10.5 × 5 × 1.3cm
洋服ブラシの使い方は？
洋服ブラシは、ゴミを取ったり繊維を整えたりと便利なアイテムですが、正しく使用しなければ十分な効果は発揮されません。以下の手順にしたがって、ていねいにケアしてくださいね。
また、ブラッシングは動作を大きくして、生地の流れにそってやさしく払うように行うのがポイントですよ。
衣類をハンガーにかける
ポケットの中身を空っぽにして、ハンガーにかけてから行います。ポケットにものを入れておくと洋服の型崩れの原因になるので注意しましょう。
「下から上に」ブラッシング
ホコリをかき出す作業で、テンポよくブラッシングしましょう。生地を傷めないように、やさしくかけてくださいね。
「上から下に」ブラッシング
繊維の流れを整える作業です。上から下にやさしくブラッシングすると、さわり心地がよくなってツヤも戻りますよ。
ポイント
洋服ブラシも定期的にケアする
洋服ブラシは、ホコリや汚れを取る道具なので、使い続けるとブラシ自体に汚れが付着してしまいます。
そのままのブラシで洋服をケアすれば、汚れが移って元も子もありません。
クシで根本からすくとホコリや繊維が簡単に取れるので、定期的にブラシ自体もケアしてくださいね。
簡単ブラシケアでいつでもキレイな洋服に
クリーニングや洗濯のしにくい服でも、洋服ブラシを使えばホコリやチリを手軽に落とします。
見た目をキレイにするだけでなく、清潔な状態をキープできるので、お気に入りの洋服が長持ちするのにも役立ちますよ。
ぜひこの機会に、洋服のお手入れが簡単にできる専用のブラシを使ってみてくださいね。
