「収納がなんとなく足りないけど、棚などを買うのはもったいない…」「手軽にモノを整理整頓したい…」と困っている人におすすめしたいのが、段ボールを使った収納です。どこでも手に入るものなので気軽に取り組めるのがポイント。
ここではおうちに余っている段ボールを使った収納方法をご紹介します。少し応用したボックスを手作りする方法も参考にしてください。
段ボールを収納に活かせるの?
段ボールを使った収納法で一番シンプルなのが、そのまま箱として使う方法です。
おうちのなかであまった本や雑誌、使わなくなったけど保管したいおもちゃなどは段ボールに入れて収納しましょう。
段ボールは紙製ですが強度にも優れているので、テープなどでしっかり留めておけば、重いものも収納できます。
段ボールを使った収納の仕方は?
段ボールを収納に活用するとき、「収納ボックスにする」か「引き出しの仕切りにする」かの2種類の使い方があります。それぞれの方法に合わせて大きさなども選んでくださいね。
トレイ型に切って収納ボックスにする
段ボールはこまごまとしたアイテムをまとめるのにぴったり。底を残して上半分を切れば簡単にトレイになりますよ。
深めに切ればリビングで文房具をまとめるペン立てとしても使えたり、浅く切ればキッチンの小瓶収納ケースとして使えたりと、用途はたくさんあります。
切り出して引き出しの仕切りにする
段ボールを引き出しの大きさに合わせて切り出せば、仕切りとして活用できます。
さらに、切り込みを入れればクロスさせて十字の仕切りにもできるので、クローゼットでごちゃつきやすい靴下や下着の小分け収納に使えます。
段ボールの収納をかわいくアレンジしよう
段ボールをそのまま収納に使うと、どうしても生活感が出てしまいます。柄が残っていると、見える場所には置きたくないですよね。
そんなときには、おうちにあるマスキングテープや布などを使ってアレンジしてみましょう。
マスキングテープは貼るだけで、布を使うならノリを使って貼ればいいので簡単。フチを折り返すように貼っておくとキレイに仕上がります。
引き出しなどの目に見えない収納はそのまま使って、見せる収納にはひと手間加えるなどメリハリをつけると整理、コスト、見栄えのいいとこ取りができます。
段ボールの収納で注意するポイントは?
段ボールは収納に使えたり家具になったりと、家事に使える万能アイテムですが、注意が必要なポイントもあります。
それは「湿気」と「汚れ」。
紙製なだけに水気には弱いので、窓際や水回りなどには長時間置かないようにしましょう。また、キッチンなどでは汚れがついて、そのままでは不衛生になります。
湿気や汚れで傷んできたら使うのをやめて、新しい箱に取り替えましょう。段ボールなら、気兼ねなく交換できそうですね。
また、ダニやカビが発生することもあるので、定期的にチェックすることをおすすめします。特にジメジメとした梅雨の時期は気にかけておいてくださいね。
段ボールを収納に活用しよう
宅急便などを利用すると必ず手元に残る段ボール。散らかったおうちを整理するのにぴったりのアイテムですよね。
うまく活用できると、棚や引き出しが使いやすくまとまり、おしゃれに見せられますよ。
捨てるはずだった段ボールをリサイクルできておうちのなかもスッキリ片付けられるので、一石二鳥です。ぜひ試してみてくださいね。