きゅうりは正しく冷凍保存すれば、長期間おいしく保存ができる食材。すぐに調理しない場合など、凍らせて保存するのがおすすめですよ。
そこで今回は、きゅうりの冷凍保存の正しい手順と注意点をご紹介します。
きゅうりは冷凍保存できる？保存期間は？
きゅうりは水分を多く含んでいるため傷みやすく、冷蔵庫で正しく保存していても1週間程度で傷んでしまいます。
冷凍保存すれば、2〜3週間程度はおいしく食べられるので、長持ちさせたい場合はおすすめですよ。
きゅうりの冷凍保存のやり方は？
きゅうりを冷凍保存するときは、カットしてから冷凍する方法と、丸ごと冷凍する方法があります。調理方法などにあわせて適したやり方を選んでください。
カットして保存する方法
カットして下ごしらえをしてから冷凍保存する方法です。
きゅうりを薄い小口切りにカットして塩を振り、しんなりしてきたら軽く揉みます。サッと水で洗って水気を絞ったら、小分けにしてラップに包んで、金属トレーなどの上に置いて凍らせましょう。凍ったら冷凍用保存袋に入れて保存してくださいね。
きゅうりは冷凍すると食感が損なわれますが、塩もみをしてから冷凍することで多少防ぐことができます。水分が残っていると霜が付いて傷みやすくなるので、ぎゅっと絞ってからラップと冷凍用保存袋で密閉して保存してくださいね。
自然解凍をしたら料理に活用できます。水気を絞ってから料理に使いましょう。ポテトサラダや酢の物のほか、炒め物にしてもおいしいですよ。
1本丸ごと保存するやり方
カットや塩もみなどの下処理の必要がなく、サッと簡単にできる方法です。
きゅうりをよく洗って水分を拭き取り、1本ずつラップでしっかりと包みましょう。冷凍用保存袋に入れて密閉し、冷凍室へ入れたら完了です。
きゅうりをラップで包むときは、ぴっちりと全体を包みましょう。水分が残っていると霜が付きやすいので、よく拭き取ってくださいね。
解凍するときはラップごと水で流して解凍します。半解凍の状態がカットしやすいのでおすすめですよ。
水分をよく絞ってから調理に使用します。半解凍の状態でピクルスや酢の物にすると、解凍しながらきゅうりに味が染み込んでおいしく仕上がりますよ。
きゅうりの冷凍保存のポイントは？
きゅうりを冷凍するときは、次のポイントに気をつけるとよりおいしく保存できますよ。
素早く冷凍する
きゅうりは冷凍にかかる時間を短くすることで、鮮度を保つことができます。ラップで包むとき、空気をしっかり抜いて密閉し、効率よく冷凍できるようにしましょう。
カットしたきゅうりはできるだけ平たく並べると◎。冷凍する時間だけでなく解凍する時間も短縮できますよ。
保存した日にちを記入する
冷凍した野菜を使いそびれないよう、保存袋には保存日を記入して、必ず保存期間内には食べるようにしましょう。いつ保存したものかわかれば、安心しておいしく食べられますね。
きゅうりは冷凍して賢く保存しよう
きゅうりは水分が多く冷凍に不向きな食材と思われがちですが、正しいやり方で冷凍保存すれば長期間日持ちする食材です。食感は多少落ちますが、ポテトサラダに入れるなどすれば十分おいしく食べられるので、ぜひ試してみてくださいね。
