秋冬の季節になると、ほっかほかの焼き芋が食べたくなりますね。身体が温まってお腹もいっぱいになるので、身も心も満たしてくれます。しかし食べ応えがあるので、1回で食べきれないなんてことも。
そこで今回は、焼き芋を長持ちさせるためにはどんな方法があるのか、保存方法をご紹介します。
もくじ
焼き芋はどう保存するのが正しい?保存期間は?
焼き芋の保存方法は「常温保存」「冷蔵保存」「冷凍保存」の3通り。焼き芋はできたてがおいしいですが、加熱してから冷やすと栄養素が増えるメリットがあるんです。
常温保存では2〜3日ほど日持ちします。ただし気温が高い日もあるので、常温で置いておけるのは冬場のみのほうが安心。基本的には冷蔵保存か冷凍保存をするのがおすすめですよ。冷蔵保存では4日間ほど、冷凍保存では1ヶ月ほど日持ちします。
すぐに食べきれないときは冷蔵室へ、たくさんあって長く保存したいときは冷凍室へと、うまく使い分けられるといいですね。
ただし、新鮮なさつまいもでない場合は正しい方法で保存しても賞味期限が短くなります。なるべく早めに保存するのがポイントですよ。
焼き芋の保存方法|① 常温保存のやり方
焼き芋を常温で保存する場合は、粗熱が取れるまで待ち、1つずつ丸ごと新聞紙で包みます。
焼き芋の皮と実の間には、ヤラピンと呼ばれる栄養素が多く含まれています。焼き芋の皮は剥かず一緒に保存して、できれば皮ごと食べるのがおすすめですよ。
カットした焼き芋は常温保存には向きません。冷蔵保存または冷凍保存してくださいね。
焼き芋の保存方法|② 冷蔵保存のやり方
焼き芋の粗熱が取れたら、ラップで1つずつ包んで冷蔵庫に入れます。もし焼き芋に水分がついている場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってください。
カットした焼き芋も同じ方法で保存ができますが、賞味期限は2日ほど。傷みやすいのでなるべく早めに食べるようにしてくださいね。
焼き芋の保存方法|③ 冷凍保存のやり方
冷凍保存のやり方は、冷蔵保存とほとんど同じ。粗熱を取ってからラップで包み、冷凍室へ入れましょう。表面に水分がついている場合はていねいに拭き取ってくださいね。
冷凍した状態で保存するならカットしていても長持ちします。食べやすい大きさに切っておくと、後々調理しやすくて便利ですよ。
冷凍した焼き芋を解凍するときは、電子レンジよりオーブンがおすすめ。電子レンジで解凍すると、焼き芋内の水分が抜けてパサパサになってしまいます。
冷凍した焼き芋を常温でしばらく解凍したら、アルミホイルに包んでオーブントースターに入れましょう。冷凍した焼き芋でもホクホクの食感が楽しめますよ。
焼き芋を正しく保存しておいしく食べよう!
焼き芋は、正しく保存すれば栄養がアップするだけでなく保存期間も長くなります。冷えた焼き芋でもオーブントースターで温めれば、焼きたての食感が味わえるので、ぜひこの機会に焼き芋の正しい保存のやり方を覚えてくださいね。