「40cc(ml)って、大さじだと何杯入れればいいんだっけ?」
手元に計量スプーンしかないときに、レシピの分量がccやmlで表記されていると、どれくらい入れたらいいのか戸惑ってしまいますよね。
今回は40cc(ml)を大さじや小さじで換算すると何杯分になるのかを説明します。
40cc(ml)は大さじや小さじで換算すると何杯分?
計量スプーンは、大さじ1杯が15cc(ml)で、小さじはその3分の1の5cc(ml)と決められています。どんなものでも1杯分は同じ体積になります。
40cc(ml)は、大さじ2杯と小さじ2杯をあわせた量になります。大さじだけではかるなら、大さじ2杯と3分の2で40cc(ml)ですね。
ちなみに、レシピの表記にはmlで記載されているものもあればccで記載されているものもあって混乱するかもしれませんが、どちらも同じく体積を表す単位で「1ml=1cc」と考えて問題ありません。
大さじや小さじを正しくはからないと40cc(ml)がズレる?
40cc(ml)のはかり方がわかっても、計量スプーン自体を正しく使えないと分量がズレてしまいますね。
計量スプーンはただすくっただけでは多すぎたり少なすぎたりしてしまいます。はかり方を間違えないように、計量スプーンの正しい使い方をおさらいしましょう。
大さじも小さじも使い方は同じです。
液体調味料をはかる
醤油、酒、みりんなどの調味料のほか、水・油・牛乳などの液体を大さじや小さじではかるときは「表面張力」がポイントです。
スプーンの縁いっぱいまで入れて表面張力で盛り上がった状態で「1杯」とカウントします。ギリギリこぼれないくらいが目安です。
固体調味料をはかる(ペースト状調味料含む)
砂糖や塩、小麦粉や片栗粉などの粉末調味料は、スプーンを「すりきり」にするのがポイントです。マヨネーズやケチャップなどのペースト状調味料も同じ。
最初に大さじや小さじで調味料をすくい、ふんわりと山盛りの状態にします。そして、スプーンの柄やヘラなど平らな道具でスプーンのフチを滑らせながら余分な部分を落としてください。これで「1杯」とカウントします。
40cc(ml)を大さじを使わず重さではかるには?
40cc(ml)を大さじや小さじではかると分量が大きくズレる不安もありますよね。計量カップではかれればいいのですが、手元になければ調味料ごとの重さにあわせてキッチンスケールではかってみましょう。
あらかじめ調味料ごとで40cc(ml)あたりの重さがわかれば、計算しやすくなりますよ。
液体調味料の重さ
● 水 40cc(ml)=40g
● 酒 40cc(ml)=40g
● 酢 40cc(ml)=40g
● 醤油 40cc(ml)=48g
● みりん 40cc(ml)=48g
● 油 40cc(ml)=32g
粉末状調味料の重さ
● 上白糖 40cc(ml)=24g
● グラニュー糖 40cc(ml)=32g
● あら塩 40cc(ml)=40g
● 食塩 40cc(ml)=48g
● 小麦粉 40cc(ml)=24g
● 片栗粉 40cc(ml)=24g
ペースト状調味料の重さ
● 味噌 40cc(ml)=48g
● バター 40cc(ml)=32g
● マヨネーズ 40cc(ml)=37.2g
● ケチャップ 40cc(ml)=40g
メーカーや製法によって同じ調味料でも重さが異なることがあり、量が多くなると誤差も生まれてくるため、こちらの表記は大まかな目安として考えてください。