「小さじ5」はどれくらいの量になるのかな?と疑問に思ったことはありませんか?料理に慣れていないと、とっさにどれくらいの文量なのかわかりませんよね。
今回は小さじ5の量はどれくらいなのか、何ml(cc)なのか、その重さは何グラムになるのかを調味料ごとに紹介します。覚えてしまえば難しくありませんよ。
小さじ5は何cc(ml)あるの?
「小さじ5」は計量スプーンの小さじを使って5杯分の量を意味します。レシピに「小さじ5」とあれば、しっかりはかって入れましょう。
小さじは1杯あたり5cc(ml)なので、小さじ5杯は25cc(ml)です。
ちなみに、cc(シーシー)とml(ミリリットル)は、どちらも体積を表す単位です。レシピによってmlで記載されているものもあればccで記載されているものもあって混乱するかもしれませんが、同じ量を表しているので「1ml=1cc」と考えて問題ありません。
小さじ5は何グラムになるの?調味料で違う?
小さじはそもそも調味料の「体積(かさ)」をはかる道具。そのため、重さをはかることはできません。
水であれば「1cc(ml)=1g」と体積と重さが同じになりますが、調味料によって25mlあたりの重さが違ってきます。
ただ、あらかじめ調味料ごとで小さじ5杯あたりの重さを覚えておけば、すぐに計算ができますよね。以下に、調味料ごとの小さじ5杯あたりの重さ(g)を一覧にしたので参考にしてください。
液体調味料の重さ
● 水 小さじ5=25g
● 酒 小さじ5=25g
● 酢 小さじ5=25g
● 醤油 小さじ5=30g
● みりん 小さじ5=30g
● 油 小さじ5=20g
粉末状調味料の重さ
● 上白糖 小さじ5=15g
● グラニュー糖 小さじ5=20g
● あら塩 小さじ5=25g
● 食塩 小さじ5=30g
● 小麦粉 小さじ5=15g
● 片栗粉 小さじ5=15g
ペースト上調味料の重さ
● 味噌 小さじ5=30g
● バター 小さじ5=20g
● マヨネーズ 小さじ5=23g
● ケチャップ 小さじ5=25g
メーカーや製法によって同じ調味料でも重さが違うことがあるので注意しましょう。
小さじ5を正しくはかれる?
小さじ5の量について説明しましたが、そもそも小さじで正しくはかれないと分量がズレてしまいます。
小さじは、酒や醤油などの液体をはかる場合と、砂糖や塩などの固体をはかる場合では、使い方が少し違うので注意しましょう。念のため小さじの正しいはかり方をおさらいします。
液体調味料をはかる
醤油、酒、みりんなどの調味料のほか、水・油・牛乳などの液体のものを小さじではかるときは「表面張力」がポイントです。
スプーンの縁いっぱいまで入れて表面張力で盛り上がった状態にして「小さじ1杯」とカウントします。ギリギリこぼれないくらいが目安。小さじ5杯は、これを5回繰り返せばOKです。
固体調味料をはかる(ペースト状調味料含む)
砂糖や塩、小麦粉や片栗粉などの粉末調味料はスプーンを「すりきり」した平らな状態ではかります。マヨネーズやケチャップなどのペースト状調味料も同じです。
正しくはかるときは、最初に小さじで調味料をすくい、ふんわりと山盛りの状態にします。そして、スプーンの柄やヘラなど平らな道具でスプーンのフチを滑らせながら余分な部分を払い落としましょう。これを5回繰り返せば小さじ5になります。
計量スプーンの正しい使い方を覚えて、「小さじ5」を正しく計量してくださいね。