小学生の子供のいるおうちなら、ほとんどの人が一度は悩まされるモノの収納。教科書やランドセル、リコーダー、習い事の道具など、あげたらキリがないほどのモノがあり、どんどんと散らかっていきますよね。

子供が自分から片付けができるようになるには、「小学生目線」の工夫が必要です。ここでは小学生が使うグッズの収納のコツをご紹介します。

小学生の収納は「ひとまとめ」が便利!

教科書 子供

ランドセルや登校に着る服、教科書、給食袋、筆記用具、楽器、クラブ用品、習い事道具など、子供の持ち物は種類がとても多いですよね。

片付けがうまくいかないのは、収納がいろいろな場所に分散しているのが原因かもしれません。

大切なのは、「子供部屋」「リビングの一角」など子供専用のスペースを確保して「ひとまとめ」にした収納にすること。

収納する場所がまとまっていれば子供も迷うことなく片付けをしてくれるうえ、あちこちの床にモノが散らかるなんてことも減らせますよ。

小学生の収納はどんな工夫ができる?

小学生 文房具 ペン 鉛筆

小学生の子供でもかんたんに収納できるスペースになるように、ここではいくつか考え方のコツをご紹介します。子供はいろいろなことに意識が分散しがちなので、「とにかくシンプルに収納できること」を意識して収納をつくるといいですよ。

モノを詰め込みすぎない

子供用の収納棚などがぎゅうぎゅうに詰まっていると、キレイにしまわないとうまくモノが収まりきりません。これだと子供は面倒に思うものです。

収納スペースに対して、8割くらいがうまるようにモノの量を調整してあげると、余裕ができてすんなり片付けしてくれますよ。

収納方法をシンプルにする

ボックスに入れるだけ、棚に置くだけと「1ステップ」でできる収納がおすすめで、特に本など形が大きいモノに有効です。細かいモノは、ただ置くだけだとどこに何があるかわからなくなるので引き出しなどに収納しましょう。

引き出しをあけて置くのように2ステップの収納にする場合は、あらかじめ小分けのケースなどを並べて引き出しのなかがごちゃごちゃにならない工夫するとキレイになります。

「とりあえず」の収納スペースをつくる

帰ってきてリビングやダイニングでくつろいでいると、なかなか子供部屋に片付けにいこうと考えません。

そんなときには「とりあえず」の収納ボックスを用意しましょう。スーパーの買い物かごくらいの大きさの入れものを用意して、学校道具をとりあえず収納しておく定位置にします。入れものがあれば突然の来客時でもすぐに移動できます。

小学生の収納に使えるアイテムは?

小学生の収納は専用の収納グッズを活用するとスッキリします。アイデア商品が数多く売られているので、収納を改善しようと思い立ったら、ぜひおうちや子供の特徴にあったグッズを探してみてくださいね。

『A4ファイルラック』 (山善)

キャスター付きで持ち運びしやすい収納ラックです。リビングと部屋の行き来がらくらく。次の日に使う教科書置き場としても使えますよ。

『ランドセルのおうち』(ストレージスタイル)

とりあえずの収納スペースにぴったりなのがこの商品。ノートや文房具などの収納もできる大きさでちょっとした収納に最適です。玄関先において、遊びに出かける前の収納にするのもいいですね。

『マナビア 多機能ランドセルラック』(白井産業)

「学用品がいっぱいあって収納が間に合わない…」というおうちにおすすめなのがランドセルラックです。大容量の収納スペースがあるのでこれひとつで学校用品をひとまとめに収納できますよ。

『収納棚ユニット』(サンコープラスチック)

1段ずつ分解して使える収納棚です。成長に応じて棚の背丈を調節できるのが嬉しいポイント。側面にフックを付ければバッグなどの収納もできますよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

小学生の収納はどこにまとめるといいの?

子供部屋

小学生になるときに悩みになるのが「子供部屋は必要かどうか」という問題。つくってあげたいけど部屋の数も限られているし、結局使わなくなりそうだなあと迷ってしまいますね。

収納の観点からだと、子供部屋を用意しておくとママの負担がぐっと減ります。

学年が進むに連れて学用品はどんどんと増えていきます。そのたびに誰かがが片付けるのではなく、「自分で片付けないとキレイにならない」と意識づけできます。中学生や高校生になって必要になると考えるなら、今のうちから用意してもいいですね。

小学生の収納は子供目線で解決!

子供部屋 本 おもちゃ

子供がなかなか片付けを覚えてくれないと、ママも大変。子供目線で収納を考え、自分で片付けができるように工夫してあげると負担がなくなりますよ。

子供にとっては「整理整頓の意識付け」が、ママにとっては「片付けの負担」がそれぞれ解消されるので良いことばかり。ぜひ一度見直してみるといいですよ。