片付けても片付けてもすぐに散らかってしまう子供部屋。片付けしやすくなるだけではなく、子供が自分でも片付けてくれないものかと悩んでいるママも多いと思います。

今回は子供部屋の収納方法について、100均グッズを使ったアイデアや子供が自分で片付けできるようにする工夫などをご紹介します。

子供部屋の収納の考え方は?

モノの指定席

子供部屋の収納といっても、特別なことは必要ありません。基本的な収納の考え方は同じで、

モノの定位置を決める
取り出しやすい入れ方を決める

の2つを心がけてください。

このとき「親が片付けやすい」のではなく、「子供が片付けやすい」ことを意識しましょう。子供の自立を促す意味でも、子供部屋を子供にとって使いやすくすることはとっても重要です。

子供部屋の収納アイデアは?

子ども部屋

では、子供にとって使いやすい収納とはどういうものでしょうか?次のようなポイントをおさえて、自分のお家にあう形にアレンジしてみてくださいね。

収納場所は一箇所にまとめる

部屋のあちこちに収納場所がわかれていると、子供には理解が難しくなります。「ここが収納する場所」と理解できるように、衣類やおもちゃなどはできるだけ一箇所にまとめるといいですよ。

収納の高さを子供目線にする

取り出しやすい場所を考えるときは、子供の目線を大切に。大人の目線になると子供には取り出しにくくなります。小さいうちはカラーボックスは横倒しにしておき、成長したら立てるなど、年齢にあわせて目線の位置を変えていきましょう。

箱に入れるものをわかりやすくする

箱は同じものでそろえ、その箱ごとに収納するものがわかる写真やイラストを貼るのがおすすめです。パズル感覚で収納でき、まだ文字の読めない子供でも楽しめます。

ハンガーラックに服を吊るす

子供用のハンガーラックなら、たたむよりも簡単に洋服がしまえます。小さい子供にもできるのでおすすめです。

箱の中を見えやすくする

つっぱり棒を段違いにセットし、そこに箱を置けば傾斜がついてなかが見えやすくなります。引き出しを開ける動作が必要なくなり、投げ入れることもできるので、小さい子供にも使いやすいですよ。

子供部屋の収納法はモノ別にどんな工夫ができる?

子供部屋収納

子供部屋で散らかりやすいもの別に収納方法をご紹介します。よいアイデアがあればどんどん取り入れましょう。

子供のおもちゃの収納法

細々としたおもちゃは分類しすぎないのがポイント。子供部屋のおもちゃ収納には重ねて積めるものが便利ですよ。

ぬいぐるみなどの大きなものとレゴなどの小さなもので箱を分けるだけなら子供でもわかりますね。

子供服の収納法

洋服は引き出し内に仕切りをつくって、定位置を決めましょう。肌着類やズボン、靴下など、定位置が決まっていれば自分で着替えるときにもわかりやすくて便利です。

また、パジャマのような毎日着るものも脱いだあとの定位置を決めるのがおすすめ。引き出しの上にカゴを置いて、「脱いだら入れる」を習慣づけるといいですよ。

子供の勉強道具の収納法

ランドセルやおけいこバッグ、文房具など、勉強道具は学習机の側に定位置をつくってあげます。定位置があればかえってきたらそこに入れるのが習慣づけられます。

学習机のそばにおいておくと、いざ勉強するときも手に届くので効率的です。

子供部屋の収納に使える便利グッズは?

整頓された状態

子供部屋の収納に使える便利なグッズもたくさん販売されています。子供用ではなくても高さのあうものなら問題ありませんので、子供部屋にあったものを選んでくださいね。

『ネイキッズ ハンガーシェルフ』(ネイキッズ)

天然木であたたかみがあるハンガーシェルフ。見た目もシンプルでインテリアとしてもじゃまになりません。上・中・下と3つの棚がって収納力があり、高さも調整できるので子供の成長に合わせて長く使えます。

『TOY BOX 本棚付おもちゃ収納ラック』(ottostyle)

カゴが斜めについていて、引き出しを出し入れせずに収納できる棚です。絵本たてもついているので全部まとめた収納もできますよ。

子供部屋の収納を変えて片付け習慣を!

子供

子供部屋はできるだけ子供に使いやすくしてあげることで、片付け習慣が身につきます。子供部屋の収納は子供に任せられれば一番ですね。

最初に収納スペースを作ってあげれば、その後の子供の自立につながり、家事がラクになるなんて一石二鳥ですね。

片付けの大切さがわかってくれれば、親の負担は軽くなります。いずれは掃除の手伝いまでお願いできるようになるかもしれませんね。