洗濯物を干す場所として毎日のように使うベランダ。掃除したいと思いながらも、準備が大変なのでつい後回しにしてしまう場所の1つです。そんなベランダをパパッと掃除するのにオススメなのが掃除機を使う方法です。

今回は忙しいママやパパのために、掃除機でベランダを掃除する方法をご紹介します。

ベランダは掃除機で掃除してもいいの?

掃除機

「ベランダが汚いけどどうやって掃除しよう?掃除機で吸ったらラクそうだけど汚くならないかな…」と心配になりますが、準備をきちんとすればベランダに掃除機を使っても大丈夫です。

ベランダにできる汚れは主に次の通り。

ベランダの汚れ
● 花粉
● 洗濯物から出たホコリや糸くず
● 土煙
● 排気ガス など

これらの汚れは、しっかり乾いた状態であれば掃除機で吸ってもOK。

問題は、掃除機に外の汚れがついてしまうことですよね。この点は掃除の仕方を工夫することと、ちょっとした注意点を押さえることでクリアできますよ。

ベランダで掃除機が使える条件とは?

掃除機とほうきとペーパーモップ(クイックル)

ベランダにお部屋で使っている掃除機を使うときは次の3点に注意。まずはここからチェックしましょう。

① 晴れていて汚れがよく乾いていること

汚れが湿っていると掃除機の内部でこびりつき、故障の原因になることも。できるだけ汚れが乾燥して、吸い込みやすい晴れた日を選びましょう。

② 専用のヘッドを用意すること

ベランダで使う専用のヘッドを用意して、それに付け替えると汚れを室内に持ち込まずにすみます。購入時についてくる、すき間掃除用の付替えノズルが水洗いできておすすめ

外で使うのがどうしてもイヤなら、トイレットペーパーの芯をカットしてノズルにはめて使い捨てにするといいですよ。

③ どんな汚れがあるか確認すること

あとはどんな汚れがあるのか、掃除機をかける前に確認しましょう。落ち葉や土埃といった吸って取り除けるゴミであればOK。鳥のフンなども一緒に吸ってしまうと家に雑菌などを持ち込んでしまう可能性があるので注意してくださいね。

ベランダで掃除機をかけるコツ|

デッキブラシ

3つのポイントを押さえたら、あとはシンプルに掃除機をかければいいだけです。

雨の影響などで隅にゴミが残っている場合は、掃除機のほかに「デッキブラシなどの硬めのブラシ」と「ビニール袋」を用意し、以下の手順で取り除きましょう。

大きなゴミは取り除いておく

手で取れそうな大きなゴミはあらかじめビニール袋などを使って取る。

ブラシで汚れをこする

汚れを浮かせるため、乾いたブラシで軽くこする。

掃除機で吸い取る

浮いた汚れを掃除機でいっきに吸い取る。

掃除機のゴミを捨てる

掃除機にたまったゴミはすぐに取り出し、ビニール袋に入れて処分すれば完了。

もし鳥のフンなどを吸ってしまったときは、掃除機内のゴミを捨てたあとにアルコール除菌スプレーなどを使って拭き取っておくと安心です。

ベランダ掃除で、掃除機を使っても落ちない汚れはどうする?

リビングにかんたんマイペット

掃除機を使っても落ちない汚れは、ブラシと水を使った通常の掃除方法だと確実にキレイにできます。

とくに洗剤は必要ありませんが、頑固な汚れには『かんたんマイペット』などの住居用洗剤を使うのがおすすめです。

スプレーして軽くこすって水で流せば簡単にキレイにできますよ。

ベランダ用の掃除機があるってホント?

高圧洗浄機で庭を掃除

ベランダが花粉やホコリですぐ汚れてくるので、こまめに掃除したいと考えている人には「専用の掃除機」を用意するのがおすすめ。

ベランダ用のものであれば、ケルヒャーなどから販売されている「高圧洗浄機」を活用するのが便利です。コンクリートの目地に詰まった汚れも水の力で新品の輝きを取り戻します。

ベランダだけでなく、玄関の掃除や洗車にも使えるので持て余すこともありませんよ。レンタルサービスもあるのでちょっと試してみたいときは利用してみてくださいね。

ベランダに掃除機を使うなら「条件」をしっかり確認しよう

ベランダ タイル

ベランダは外に面しているので、どうしてもホコリなどがたまってしまう場所です。掃除機を活用すれば、ふだんの掃除のついでにちょこちょこ取り除けるので簡単。

ただし、いくつかポイントがあるので、気をつけてくださいね。天気が悪い日は汚れもゆるんでいるので避けましょう。

ふだんからこまめに汚れが取れていれば、大掃除の忙しいシーズンがやってきても掃除の手間は少なくなりますよ。